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アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編①)

究極の斜面の、究極の雪で、究極のパウダーライド!!、
そんな憧れに頭をブチ抜かれたまま、夢うつつの状態で
アラスカのアンカレッジに辿り着いた僕たちだったのだが、
ネットで天気予報を見てみると・・・・、「Cloud」と「SNOW」
のマークが、ず~っと並んでいたのだった・・・。

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もちろん!、アンカレッジに到着してスグに滑れるとは思って
いなかった。僕たちのスキーはゲレンデを滑るワケでは無い
ので、天候次第なのである。晴れたら山を登って滑り、天気
が悪いと停滞のウェイティングになる・・・。

しかし、「究極のパウダーライド」という言葉にブチ抜かれて、
風穴が開いたままの僕たちの頭では、アラスカに辿り着いた
興奮状態で、もう待っては居られなくなり、とりあえず近場の
「ハッチャー・パス」という、プロスキーヤー御用達の峠へと
上がってみたのであった~・・・。

そしたら!、
標高の低い町では鈍い灰色の雲が厚く掛かっているのだが、
標高の高い山の地域では、奇跡的にその雲の上に出ていた
のだった~!!!

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これは、行くしかないでしょうっ!!
という事で、このハッチャー・パスに到着したのは午後2:00を
過ぎていたと思うのだが、超高速で急いでBCスキーの用意を
して、とりあえず「アラスカでの記念すべきBCスキー1本目」の
シェプールを刻むべく、一気に登ってイったのであった~!・・・。
いやぁ、ホントに僕たちって、せっかち君だったのね・・・。

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そして、陽が落ちる前のギリギリの時間にドロップ・ポイントへ
到着できて、アラスカでの記念すべき1本目を、ハッチャーパス
の斜面へと刻んでいったのであった~!! 

ヤリました~!!
アラスカに到着して、次の日には1本目をすべる事が出来て
しまったのであった~!!! これにはさすがの僕たちでも
嬉しくて嬉しくて!、さらに頭の中はこの快感でブチ抜かれて
しまって、風穴がさらに大きく広がったように感じられたので
あった・・・・。

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そして、パートナーのNJさんも、陽が落ちる前にサッと素早く
滑り込んで行かれたのであった~~!!

2月後半のアラスカは陽が落ちるのが早い。朝は8:00ぐらいに
ならないと明るくなってこないし、夕方は5:00ぐらいなのである。
そして太陽は頭上には上がらず、東から~南~西側へと低い所
をグルッと回って動くのである。なので、陽の入り方が、いつでも
夕方のような感じで、薄暗いのである。 これは、スキーヤーに
とっては斜面がかなり見づらいので、滑るのも難しいのだった。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編①)_a0353718_21351671.jpg
僕たちのアラスカ遠征は、気の向くまま、晴天の赴くままなので
広大なアラスカで良いBCスキーが出来るなら、どこまでも行こう
と思っていたのだが、この不思議な天気のハッチャー・パスには
このまま3泊もしてしまったのであった~。

アラスカでも日本でも、天気予報は都会の町の天気予報なので、
その数日のパーマー町の「曇り/雪」の予報だったのだが、なぜか
ここ「ハッチャー・パス」は、毎朝明るくなってくる8:00頃に起きたら
山頂は見えていたのであった~!!

僕たちは、何か良い事をしてきたのだろうか?!・・・。 
それとも、
アラスカの山の神様に気に入られたのだろうか?!・・・。


でも、朝起きて山が見えてたら、登って滑るしかないでしょう!!
という事で、それからの数日間は、朝起きたらとりあえずお経を
唱えるお坊さんのように、一心不乱にただひたすら、登り返して
滑り込む!を繰り返していったのであった~。

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ハッチャー・パスは、ちょうど日本の「立山」をちょっと広大にして
ちょっとスティープな斜面を多くしたような感じの場所なのである。
なので、ちょっと3~4時間ほどのハイクで、こんなスティープな
峰の上に登ることが出来るのだ。(中央ちょっと右にいるNJさんが
分かります??)

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この日は、太陽の光が差し込むのを待ってからドロップ・インして
良いスキー写真を撮影しようという事になり、しばらくこの山頂で
ウェイティングしていた・・・。 僅かな陽の差し込む瞬間を狙って
ライディング画像を撮影したいと思っていたのである・・・。そしたら
少しずつ青空が広がってきて、奥の山々まで見えてきた~!!

この一瞬一瞬の色彩のグラデーション、広大で急峻な山の風景、
全てがとても美しい瞬間が、僕たちに訪れたのだった~。

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そして僕は、その青空と陽の光に誘われるようにドロップ・イン。
ここ数日降雪は無いので決して最高のパウダーではなかったが
それでも、足慣らしには十分過ぎるシチュエーション。
アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編①)_a0353718_21374350.jpg
心の赴くままにターンを繋いで足からの感覚に身を任せていると、
気が付いた時には、ボトムまで辿り着いているというシステムに
ハマッているような感じであった・・・。 

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そして、パートナーのNJさんもドロップ・イン。 彼はテレマーカー
なので、なるべくパウダーが溜まったラインを滑ってきた。 しかし
良いスプレーが上がっていて、テレマークスキーには見えないほど
になってしまっていた・・・。 それとも僕のコンパクト・デジカメでは
捉え切れなかっただけと言う事なのだろうか?!・・・ いや、たぶん
NJさんのテレマークライディングが巧いせいだな、きっと・・・。

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出だしは上々だが、まだまだこんなもんじゃない。僕たちのアラスカ
への憧れと期待のせいで、頭にポッカリと開いた風穴は、身勝手な
妄想で無限大に広がってしまっているのだ!・・・。アラスカの究極の
スキーは、まだまだこれからだ。

滑走編は、どんどんつづく!! 

「この先5km(程)雪崩エリアなので、止まるな!!」という看板・・・。
もちろん、安全運転な僕たちはこれに従った事は言うまでもない・・・。
も、もちろんだ・・・・。
                      
                      
                 
                     
                    
                     
Commented by kazu6433 at 2016-03-21 22:28
ブログの容量が無くなるってスゴイですねっ!
相変わらず人生を楽しんでいらっしゃる様で安心しました。
雪が消えたら伺います~、。
Commented by springbk2 at 2016-03-22 06:31
Kazu さん、新しいブログへの最初のコメント、
いつも本当にありがとうございます~~。
またいろんな話を聞かせてください~~。
ご来店お待ちしています! 
再会を楽しみにしています~。
by springbk2 | 2016-03-21 07:31 | アウトドア | Comments(2)