アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)

ヴァルディーズで、やっと晴れの日がやってきた!!
なので、ヴァルディーズでの記念すべき1本目の滑走
を目指して、Mt.ダイアモンド手前のクーロワールへと
向かっていったのであった!!・・・。

「Mt.ダイヤモンド編ですっ!!!」
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朝8:00頃の、朝日が上がる前のセイナロッジ・・・。
3月のアラスカは、昼の明るい時間が短い。大体朝は8:00
ぐらいにやっと明るくなり、日が落ちる夕方は5:00ぐらいだ。
日本と同じじゃないか?と思う人がいらっしゃると思うのだが、
ここは北極圏に近い北緯61度のアラスカの山の中なのである。
4月になれば、日が落ちる夕方が夜の10:00になるのである。
(アラスカでは太陽が頭の上に上がらず、西から~南~東へ
低いまま回って動くので、今日の写真はどれも少し暗い感じ
になってしまうのでした・・・・)

やっと晴れた快晴の青空を見て、ヴァルディーズでの初滑降
を妄想して胸を躍らせながら、朝食を食べて、BCスキー用意
をして、このセイナロッジの裏から続いている誰かのトレースを
辿って、山頂が突き出ている「Mt.ダイヤモンド」へと、登って
いったのであった・・・。

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誰かのトレースを辿って登っていく・・・。セイナロッジの裏手は
崖のような斜面なので一気に標高が上がっていく・・・。景色も
一気にひらけていき、対岸の「ワーシントン・グレイシャー」も
見えてきて、完全な氷河地形の素晴らしい眺めになってきた!

この日は、同じ時間にスタートした女の子3人のグループも
一緒に登り始めたのだが、その女の子3人のペースがメチャ
速くて追いつかないぐらいなのであった!・・・。 焦る僕達!
向こうはゆったりと登っているように見えるのだが、コッチが
セカセカ頑張って登っているのに追いつかない!・・・。これは
なぜだ?!・・・。 やはり足の長さのせいなのかっ?!・・・。
僕は何か悪い夢でも見ているのか?!・・・。

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2時間ほどシールで登って行くと、広大な氷河の上に出た!
目の前から太陽の光が差してきて、山の陰影がクッキリと出て
来ると、絶景な程美しい景色がさらに険しく美しく映し出されて
きて、その景色に自分の存在や意識が解けていき、女の子に
追いつかないとか些細な事はどうでもよくなっていくのだった・・・。
そして、この平坦な氷河から突き出ているような針峰群!や、
これぞアラスカ!というような景色の、真っ只中に自分が居る
というシアワセの実感が全身に染み渡っていくのを感じられる
のだった。

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誰かのトレースは、氷河の上をどんどん先へと続いている・・・。
そして僕達もそのトレースを辿って、どんどん氷河の奥へ奥へと
歩いていったのであった・・・。 僕達は今、この瞬間、夢の時間
の真っ只中にいるのであった・・・。

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誰かのトレースが向かう先は・・・、この急峻な岩峰の、真ん中の
クーロワールへと吸い込まれるように消えていっていたのだった!

トレースの主が行くなら、僕たちもどこまでも追従していった・・・。
トレースの主が滑るなら、僕たちもそこへドロップ・インだ!!・・・。

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こんな超急斜面をジグ切って登って行く、モノ好きなスキーヤー?、
果たして、どんなスキーヤー達なのだろうか?!・・・。
これが、ヴァルディーズでのスタンダードなのだろうか?!・・・。
僕達のヴァルディーズでの1本目から、超スティープになるのか?!

自問自答しながら、続いていくトレースを辿って行ったのだった・・・。

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細くて超急斜面のクーロワールは、当然、上へ行けば行くほど
斜度は急になっていく・・・。 僕の拙いキックターンでは、もう
方向転換が出来なくなってきた程だった・・・。 それでもまだ、
トレースはジグを切りながら続いていたのだ!!・・・。なので、
アラスカに来るなら、パウダー滑走よりも、まずキックターンを
習得してから来い!という事実を、まだ未熟な僕の登攀能力に
突きつけられているような気がしていたのだった・・・。

そ、それでも、稜線のコルまで、もうあと少しだっ!・・・・。

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コルに到着すると、そこにトレースの主である2人のスキーヤー
&ボーダーが、今スグにでもドロップインしそうな勢いで、そこに
いた!! 聞くと、彼らはセイナロッジのキッチンで働いている
超ローカルだったのだ~。 どおりで、いきなり超スティープな
斜面に来てしまったと思った・・・。

そして彼らは、登ってきたクーロワールとは反対側の斜面へと
ドロップインして、一気にスピードに乗せて颯爽と滑って行って
しまったのであった~。 もうカッコ良すぎます・・・。

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そして僕達はと言うと・・・、せっかくMt.ダイヤモンドの目の前
まで来たのだから、Mt.ダイヤモンドをバックに入れてスキー
画像を撮影しようと言う事になり、登ってきたクーロワールへ
ドロップ・イン!!
していったのであった~!!

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45°でディープなパウダー!!、一気にスピードが上がって、
これぞドリームラン!!という滑走になったのだった~!!

一体どれほどの労力をかけて、僕達はここにいるのだろう?
一体何万回のターンを繰り返せば、この滑走が出来るのだろう?
一体どれほどの情熱が繋がれば、この場所に辿り着けるのだろう?
僕たちには分からない・・・。 しかし、確実に僕達は、この時
まさに!、夢の瞬間の中に居た!!

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コルからは一度トップ下で撮影のために止まったが、その後は
ピーク・トゥ・ボトムで一気に下まで滑りきったのだった!!・・・。

滑り終えたボトムでは、たとえようも無い程の大きな達成感と、
湧き上がる満足感と、パウダーの快感が、重なって全身を貫き、
思わず「FOOOOOOOOOO!!」と叫んでしまったのだった!!

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僕がボトムまで滑ってしまったので、パートナーであるNJさんの
ライディングはこれしか撮影できなかった・・・。 でも、NJさんも
テレマークスキーにも関わらず、このクーロワールの超急斜面を
ピーク・トゥ・ボトムで思いっきり滑って来られたのであった~!!

このクーロワールの斜面は、本当に素晴らしいパウダーだった。
僕たちがアラスカに来て、初めてのパウダーランだったのだが、
これぞアラスカ!!
と言わんばかりの最高のライディングが出来たのであった~。

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アドレナリン全開の緊張から開放され、震える程の達成感を得て、
その後は、また氷河の上を、クレバスなどに落ちないようにという
事で、登ってきたトレースを伝って帰っていったのだった・・・。

この、バックにMt.ダイヤモンドが輝いている景色が忘れられない。

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帰りでも、まだまだパウダースキーは延々と続いていく・・・。
滑りきったクーロワールの岩峰をバックに、この後今度は快適な
30°程の緩斜面のディープなパウダーの快楽を頂いていったの
であった~・・・。

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登ってきた分、アラスカのパウダーライディングは続いていく・・・。
この快楽に、僕たちの頭はさらにブチ抜かれていったのであった。
果たして僕たちは、この先大丈夫なのだろうか?!という不安で
さえ、イカれた僕たちの頭でも湧いてくるぐらいの夢心地の一瞬
なのであった・・・・。

とにかく!、ヴァルディーズでの1本目のBCスキーは、パウダーで
超スティープなクーロワールの滑走で、とんでもなく素晴らしい程の
滑走となってしまったのであった~・・・。 1本目からこんなスキー
になって、この後はどうなってしまうのだろうか?! ブチ抜かれて
大きな風穴が空いている僕たちの頭の中にも、一抹の不安?と
快感に酔ったようなフワフワした達成感が、グルグルと回っていた
のであった・・・・。


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ラストは、昨日まで天気が悪かった中お客さんを滑らせるために
稼動していた、セイナロッジのキャットツアーのトレースをたどって
キャンパーまで帰っていった。 そして、僕たちの目の前には!、
ヴァルディーズの象徴のような「ワーシントン・グレイシャー」氷河が
思いっきり見えていたのであった!・・・。 僕達の次のターゲットが
決まってしまったのだった・・・。

しかし、この日の格言は、
「アラスカのBCスキーツアーに行くなら、ホップターンよりも、
まはキックターンを覚えてから!
」という事だった!!・・・。 
これをに銘じて、これからのBCスキーを頑張ろうと思った・・・。
(ホップターンの事は、コチラからどうぞ・・・。→「HOP TURN」)

ヴァルディーズでの滑走編は、延々と続く~!!
                 
                  
                   
                  
                     
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by springbk2 | 2016-04-01 07:45 | アウトドア | Comments(0)