2016年 05月 18日
モルトウイスキーのご案内~~。
あまりにも人気過ぎて、ニッカが造るモルトウイスキーの
「余市」が原酒が無くなって造れなくなり、一時期市場から
姿を消していました・・・。でも、やはりニッカといえば「余市」
なので、ノンヴィンテージに切り替えて去年新しく販売され
ました~。なので、今回のモルトウイスキーは、「新・余市」
を取り寄せたのでした~~。
造られているシングルモルトウイスキーです。あの「マッサン」
がサントリーを離れて、本物の自分のウイスキーを造る!と
スコットランドに似た土地を探して辿り着いた場所なのです!
竹鶴政孝さんがこの地でニッカウヰスキーを創業したのは
1934年。良質の水とピートが豊富にあったこと、その当時
この余市の地でリンゴがたくさん栽培されていて、リンゴを
ジュースにしてウイスキーが熟成するまでしのいだ事など、
この「余市」には、ドラマがたくさん詰まっているのです!!
そしてウイスキー製造もこだわりの造りで、今でも蒸留には
石炭による直火焚きをしているのです!!これは本場の
スコットランドでも、もう石炭を焚いている蒸留所は一つも
残って無いのです!! 石炭による直火焚きは、とても
難しく、火加減には熟練の技が必要らしいです!!・・・。
昔の12年(左)は、濃厚でコクがあり力強い感じで、スイート!
とても美味しいウイスキーです。 現在のノンヴィンテージの
ボトルは、さすがに若い原酒を使っているのかワイルドな感じ
がありますが、グラスに注いで少し時間が経つと、余市らしい
スイートな感じとアイラモルトのような塩っぽさがあり、複雑で
とても美味しいです!! ぜひストレートで味わって欲しいと
思います~~。
まだ昔の12年のボトルは、あと数杯は残っています~!!
ぜひ、この機会に2つを比べてテイスティングしてみて下さい。
「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちしています~~。
よろしくお願いします~~。