2016年 10月 24日
恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)
今年のコースは、恵那山一周する峠を越えまくる、獲得標高
3300m越えの激坂が連続する、ドMなコースなのであった・・・。
(昨日のブログの続きです~!!)
地図には「峠」として載っていないこの登り坂は、九十九折で
一気に標高が上がっていく!!・・・。坂も12%をゆうに越えて
いった!・・・。これでは乗鞍高原よりも激坂じゃないか?!・・・。
この日は暑くなると思い、夏のウェアで薄着でスタートしたのに
この「根の上高原」の峠の登攀では、滝のような汗ダクになって
しまったのであった・・・。目に塩分の濃い汗が染みて、前が見え
なくなるほどだった・・・。
の状態で越えて「岩村町」へと到着した! 何気なく通過しようと
思っていたこの「岩村町」の商店街が、コレまたスゴイのであった!
この情緒満点な岩村町の商店街・・・。これは、観光地でも何でも
無い、コレで普通の地方町の商店街なのであった!! これは
「妻籠」や「馬籠」よりも雰囲気と情緒に溢れていたのであった!!
ここ岩村町でも、
ド肝を抜かれて
しまった!!
まるで、古都のような昔ながらの街並みが、保存して観光地という
形で残っているのではなく、人がそのまま住んでいるリアルな状態
で残っているのである!! そして、とてもキレイな町並みなので
あった!! これはスバラシイ!! また僕たちは「岩村町」の
「妻籠」や「馬籠」よりもイイ感じの昔の町並みの雰囲気がとても
気に入ってしまったのであった~!!・・・。
して栄えていたらしい。東洋のマチュピチュと言われるほど美しい
城跡があり、日本三大山城の一つに数えられる名城だったようだ。
そして、戦国時代に織田と武田に挟まれた女城主の、岩村の民を
想った悲しい物語があるのだった・・・。(詳しくは「岩村城」のHPを
ご覧下さい。史跡マニアな香りに侵されても責任持ちませんよ~)
→「岩村城跡」
この辺りは本当に何も無い山の中の国道なのである・・・。なので
道の駅「ラフォーレ・福寿の里」にて、カロリー補給をしようと思った
のだが、ここは農作物販売と食堂しかなく、食料はあまり販売して
いなかったのだった・・・。でも、この道の駅を逃すと、この先には
商店がなくなると困るので、ここで昼ご飯として「かき揚げうどん」
を食べたのであった・・・。しかし!、消化に良いうどんは良かった
のだが、かき揚げ天の脂がいつまでもお腹の中で重たくて・・・、
またしても、お昼ご飯のチョイスを失敗してしまったのであった~。
この後の走行に支障をきたしてしまった・・・。
いよいよ今回のツーリングのコースのハイライトである「平谷峠」&
「冶部坂峠」へと向かっていったのであった~。この人里を抜けると
もう後は、「コレが国道なのか?!」という、林道のような細過ぎる
山道の峠になっていくのであった。
続く、これまた精神的に苦しい峠なのであった・・・。このような峠道
は、精神をもってイカレそうになるのである・・・。 そう、このような
山岳ステージのツーリングは、登りでの精神世界、自分との戦い
なのである!!・・・。
「平谷峠」直前あった、「福寿の泉」で、無くなりかけていたボトルの
水分補給をさせて頂いたのであった・・・。 この「泉」がなかったら、
かなり苦しい登りになっていたと思われる・・・。本当に助かったの
であった・・・。
「冶部坂峠」へと登っていった。ここは、緩くなったりキツくなったり
緩急の波状攻撃が繰り返される峠道で、ここまで100km以上
走ってきているのもあり、かなりツラい登攀になってしまったので
あった・・・。 しかし、「恵那山」の紅葉も今が一番(?)キレイに
なっていたと思われたのだった~。
手段のインナー×ローのギアになり、ヘロヘロと登っていくしか
なかったのであった~・・・。 ここまで9時間以上も走ってきて、
あのスノーシェードのトンネルが見えた時!、「これでもう最後で
もう登らなくても帰れる~」と思い、開放感に浸ってしまったので
あった~~。 この「冶部坂峠」の手前で、すでに獲得標高差は
3000mを越えていたのであった・・・。 乗鞍3本分だ!!・・・。
をシフトアップして高速で抜けていく!! 今回のツーリングでは
何回もトンネルを抜けてきた。そのほとんどが朽ち果てそうな古い
トンネルだったのだが、最後のこのトンネルは本当にタイムスリップ
するような感覚だったのであった~。
へと、超ロング高速ダウンヒルで下っていったのであった~!!
カーブの連続する、時速60km/hを越える超高速ダウンヒルは、
久々にスピードに乗って、快楽にシビれたダウンヒルだったので
あった~!! Mr. C のコーナリングは天下一品であった!!
を抜けて、松川ダムまで登っていったのであった~・・・。最後の
ほんの少しの登りが、もう帰ってきた!と気が抜けているせいか、
ツラかったのであった・・・。 お尻が痛くて、サドルに乗せていられ
ない領域に達していたのであった・・・。
無事ゴールだ~。
午後4:30過ぎに、ついにスタート地点である車のある松川ダムに
帰り着く事が出来たのであった~!!! 今年はまだ明るいうちに
ゴール出来て、本当に良かったのであった。 今回も何とか無事に
帰って来ることが出来たのであった~~。
今回の時間は10時間ほど。 今回の総走行距離は145km。そして、
獲得標高差はガーミン計測で3341mもあったのであった~!!・・・。
これまでのツーリングで一番の獲得標高差になったのであった!!
今年の自転車ツーリングも、度重なる試練の攻撃と、そしてお尻と
フトモモさんの痛みに何とか耐えながら、いにしえの史跡と町を巡り、
限界のその先までペダルを漕ぎまくって、精神的にも体力的にも
真っ白な灰になるまで燃え尽きてしまったのであった・・・。
しかし、まだまだ僕たちには課題が残されているのであった!!・・・。
「一日=200kmで、獲得標高差=3000m越えの自転車ツーリング」
をいつかは達成したい!!」という恐るべき課題のコースは、今年も
トライ出来ていない!!・・・・。 年々、年齢から来るアレに蝕まれて、
どんどん低下している僕はどうすれば良いのだろうか?!・・・。しかし
自転車ツーリングはまだまだ来年も続くのであった~。(たぶん・・・)