人気ブログランキング | 話題のタグを見る

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)

「限界のその先までペダルを漕ぎまくる自転車ツーリング」!!
今年のコースは、恵那山一周する峠を越えまくる、獲得標高
3300m越えの激坂が連続する、ドMなコースなのであった・・・。
(昨日のブログの続きです~!!)

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10272536.jpg
中津川から→国道363号を「根の上高原」まで登って行く・・・。
地図には「峠」として載っていないこの登り坂は、九十九折で
一気に標高が上がっていく!!・・・。坂も12%をゆうに越えて
いった!・・・。これでは乗鞍高原よりも激坂じゃないか?!・・・。

この日は暑くなると思い、夏のウェアで薄着でスタートしたのに
この「根の上高原」の峠の登攀では、滝のような汗ダクになって
しまったのであった・・・。目に塩分の濃い汗が染みて、前が見え
なくなるほどだった・・・。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10273683.jpg
今回のコースで一番激坂の「根の上高原」の峠を、息も絶え絶え
の状態で越えて「岩村町」へと到着した! 何気なく通過しようと
思っていたこの「岩村町」の商店街が、コレまたスゴイのであった!
この情緒満点な岩村町の商店街・・・。これは、観光地でも何でも
無い、コレで普通の地方町の商店街なのであった!! これは
「妻籠」や「馬籠」よりも雰囲気と情緒に溢れていたのであった!!
ここ岩村町でも、
ド肝を抜かれて
しまった!!

まるで、古都のような昔ながらの街並みが、保存して観光地という
形で残っているのではなく、人がそのまま住んでいるリアルな状態
で残っているのである!! そして、とてもキレイな町並みなので
あった!! これはスバラシイ!! また僕たちは「岩村町」の
「妻籠」や「馬籠」よりもイイ感じの昔の町並みの雰囲気がとても
気に入ってしまったのであった~!!・・・。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_11164115.jpg
後で帰ってから調べたら、この「岩村町」は、「岩村城」の城下町と
して栄えていたらしい。東洋のマチュピチュと言われるほど美しい
城跡があり、日本三大山城の一つに数えられる名城だったようだ。
そして、戦国時代に織田と武田に挟まれた女城主の、岩村の民を
想った悲しい物語があるのだった・・・。(詳しくは「岩村城」のHPを
ご覧下さい。史跡マニアな香りに侵されても責任持ちませんよ~)
→「岩村城跡

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10274735.jpg
岩村町を抜けて「上矢作」へと、国道257号をひたすら下る!・・・。
この辺りは本当に何も無い山の中の国道なのである・・・。なので
道の駅「ラフォーレ・福寿の里」にて、カロリー補給をしようと思った
のだが、ここは農作物販売と食堂しかなく、食料はあまり販売して
いなかったのだった・・・。でも、この道の駅を逃すと、この先には
商店がなくなると困るので、ここで昼ご飯として「かき揚げうどん」
を食べたのであった・・・。しかし!、消化に良いうどんは良かった
のだが、かき揚げ天の脂がいつまでもお腹の中で重たくて・・・、
またしても、お昼ご飯のチョイスを失敗してしまったのであった~。
この後の走行に支障をきたしてしまった・・・。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_1028191.jpg
お昼ご飯が少しずつ消化されてきて、国道418号へと入っていき
いよいよ今回のツーリングのコースのハイライトである「平谷峠」&
「冶部坂峠」へと向かっていったのであった~。この人里を抜けると
もう後は、「コレが国道なのか?!」という、林道のような細過ぎる
山道の峠になっていくのであった。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_1028780.jpg
「平谷峠」への登攀は、激坂はないのだが、ユルい坂道が延々と
続く、これまた精神的に苦しい峠なのであった・・・。このような峠道
は、精神をもってイカレそうになるのである・・・。 そう、このような
山岳ステージのツーリングは、登りでの精神世界、自分との戦い
なのである!!・・・。

「平谷峠」直前あった、「福寿の泉」で、無くなりかけていたボトルの
水分補給をさせて頂いたのであった・・・。 この「泉」がなかったら、
かなり苦しい登りになっていたと思われる・・・。本当に助かったの
であった・・・。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10281590.jpg
そして国道418号から→153号へと入り、いよいよラストになる
「冶部坂峠」へと登っていった。ここは、緩くなったりキツくなったり
緩急の波状攻撃が繰り返される峠道で、ここまで100km以上
走ってきているのもあり、かなりツラい登攀になってしまったので
あった・・・。 しかし、「恵那山」の紅葉も今が一番(?)キレイに
なっていたと思われたのだった~。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10282247.jpg
やはり今回も、最後の最後の「冶部坂峠」(1187m)では、最終
手段のインナー×ローのギアになり、ヘロヘロと登っていくしか
なかったのであった~・・・。 ここまで9時間以上も走ってきて、
あのスノーシェードのトンネルが見えた時!、「これでもう最後で
もう登らなくても帰れる~」と思い、開放感に浸ってしまったので
あった~~。 この「冶部坂峠」の手前で、すでに獲得標高差は
3000mを越えていたのであった・・・。 乗鞍3本分だ!!・・・。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_1028304.jpg
そして、近未来的なタイムトンネルのようなスノーシェードトンネル
をシフトアップして高速で抜けていく!! 今回のツーリングでは
何回もトンネルを抜けてきた。そのほとんどが朽ち果てそうな古い
トンネルだったのだが、最後のこのトンネルは本当にタイムスリップ
するような感覚だったのであった~。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10283875.jpg
その後スノーシェードトンネルを抜けて、「冶部坂峠」から飯田市
へと、超ロング高速ダウンヒルで下っていったのであった~!!
カーブの連続する、時速60km/hを越える超高速ダウンヒルは、
久々にスピードに乗って、快楽にシビれたダウンヒルだったので
あった~!! Mr. C のコーナリングは天下一品であった!!

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10284430.jpg
そして、スタート地点である飯田市に帰ってきた・・・。最後は市内
を抜けて、松川ダムまで登っていったのであった~・・・。最後の
ほんの少しの登りが、もう帰ってきた!と気が抜けているせいか、
ツラかったのであった・・・。 お尻が痛くて、サドルに乗せていられ
ない領域に達していたのであった・・・。

恵那山一周・自転車ツーリング!!(その②)_a0353718_10285156.jpg
そして!、今回も、
無事ゴールだ~。


午後4:30過ぎに、ついにスタート地点である車のある松川ダムに
帰り着く事が出来たのであった~!!! 今年はまだ明るいうちに
ゴール出来て、本当に良かったのであった。 今回も何とか無事に
帰って来ることが出来たのであった~~。

今回の時間は10時間ほど。 今回の総走行距離は145km。そして、
獲得標高差はガーミン計測で3341mもあったのであった~!!・・・。 
これまでのツーリングで一番の獲得標高差になったのであった!!

今年の自転車ツーリングも、度重なる試練の攻撃と、そしてお尻と
フトモモさんの痛みに何とか耐えながら、いにしえの史跡と町を巡り、
限界のその先までペダルを漕ぎまくって、精神的にも体力的にも
真っ白な灰になるまで燃え尽きてしまったのであった・・・。


しかし、まだまだ僕たちには課題が残されているのであった!!・・・。
「一日=200kmで、獲得標高差=3000m越えの自転車ツーリング」
をいつかは達成したい!!」という恐るべき課題のコースは、今年も
トライ出来ていない!!・・・・。 年々、年齢から来るアレに蝕まれて、
どんどん低下している僕はどうすれば良いのだろうか?!・・・。しかし
自転車ツーリングはまだまだ来年も続くのであった~。(たぶん・・・)
  
  
   
   
by springbk2 | 2016-10-24 07:22 | 趣味の部屋 | Comments(0)