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アバランチ・ナイト in 大町に行って来ました。

2017シーズンイン直前の先日の金曜日に開催されました、
雪崩ネットワークの「アバランチ・ナイト」に行って来ました~。

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「アバランチ・ナイト」とは、雪崩ネットワークが開催している
雪崩事故の啓蒙活動である「雪崩講習」です・・・。 雪山で、
雪崩に流されて死なないために、雪崩のメカニズムなどの
知識と、雪崩に会わないための行動の仕方などを勉強し、
なるべく安全にバックカントリースキーを楽しもう!という
事で、僕たちも講習を聞きに行って来たのでした~。

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今回のアバランチナイトで、僕たちが感じたことは・・・・、

①雪崩に巻き込まれるスキーヤー&スノーボーダーの、
 結構ショッキングな動画があり、自分も雪崩に流された
 経験があるので、ゾッとしました。これをシーズンインに
 思わしてくれるので、今シーズンも一層気を引き締めて
 バックカントリーを滑りたいと思いました。
②雪崩事故の統計が取られていて、どういった人たちが
 雪崩に会っているのか?という事が報告されましたが、
 その中で、雪崩に会うべくして流されているという人が
 あり、多くは行動によって事故を回避できるという事。
③僕はバックカントリースキーに人生を捧げているので、
 全ての雪崩の話がリアルに自分の事のように思えて
 しまった・・・。

という感じですが・・・。他にもいろ~んな話を聞くことが
出来て良かったです。雪は分からない!という事ですね。


アバランチ・ナイト in 大町に行って来ました。_a0353718_10431612.jpg
そして最後に、「ロープの向こう側」という安全対策の話が
ありました。

日本では、スキー場の中と外をロープを張って「境界線」に
なっています。これは絶対的なモノで、スキー場のコース外
滑走はもう管理されてないバックカントリーであり、雪崩も
起きる可能性が十分にあるという事です。そして最近巷で
言われている「サイドカントリー」という言葉も、これは最近
アウトドア業界が言い出した曖昧な「造語」であり、こんな
「サイドカントリー」なんて場所は無い!という事でした・・・。
このロープの境界線の話は「スノースポーツ安全対策協会」
という団体が明確にしている日本全国統一のルールである
という事です。スキー場から一歩外に出れば、全ての場所は
バックカントリーだという事です。(当たり前ですよね・・・)

今冬シーズンも、なるべく安全運転でバックカントリースキー
を楽しんでいきたいと思います~。みなさんよろしくお願い
します~~。
  
  
  
   
by springbk2 | 2016-11-20 07:42 | 日常 | Comments(0)