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奥只見一周自転車ツーリング!!(その②)

「限界のその先までペダルを漕ぎまくる自転車ツーリング」!!、
走行距離=200km、獲得標高差=3000mの奥只見1周ルート!!、
昨日の続きです~~!!

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意識が地球の裏側までブッ飛んでしまいながらも、何とか登り切った
沼山峠の御池駐車場から、檜枝岐までのダウンヒルに突入していった。
ここからの道路は一般道ぐらいに広くて、やっとちゃんとスピードに
乗ったダウンヒルが出来たのであった~・・・。コレだよ、コレ!!・・・。
やはり登ってきた分ダウンヒルは楽にスピードに乗せて時間を稼いで
いかないと!


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そして、一気に檜枝岐・尾瀬に到着したのであった~。登りは何時間も
かかってやっと10kmとかなのに、高速ダウンヒルでは約40km以上の
スピードが出てしまうので、数十分で数十kmを走ることが出来るのだ!

ここで何か食べるモノを売っているお店を探したのだが、商店は1件も
無かったのであった!・・・。でも、さすがにハンガーノックでガクガク
している領域になっているので何も食べないワケにはいかず、仕方なく
お土産を売っているお店で「オレオ」とチョコレートだけ買って一気に
食べただけで、先を急いだのであった~・・・。 せっかく「尾瀬」に来て
いるのに、観光はゼロ・・・。 時間が無いので仕方が無いのだった・・・。


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檜枝岐から~伊南までの国道352号線は、緩やかな下りになっている
ので、ここでも約32km/hぐらいのスピードに乗った高速で飛ばして、
お互いのスリップストリームを使いながら、快適に走っていったので
あった・・・。 この時間はやっとこさ順調に走れたのであった~・・・。


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そして、檜枝岐から約30kmほど走った南会津町で、やっと!1件の
商店「Vチェーン・わかまつや」さんを見つけて、駆け込んだので
あった~!!魚沼からスタートしてから、初めての普通の食料品店
なのだった!!・・・。こんなにコンビニも商店も何も無い100km以上
の道は、僕達でも初めての体験だったのであった・・・・。

僕たちはこの「Vチェーン・わかまつや」さんで、消化に良さそうな
パンなどを一気に買い込んでガツガツと食べまくった。レジ係りの
お姉さんは、小汚くてあまりの空腹で目が血走っていた僕達を見て、
さぞ驚いたに違いないと思う・・・。でも、優しくパンを売ってくれた
お姉さん・・・、本当にありがとう~~。 この地域をツーリングする
チャリダーにとっては、「Vチェーン・わかまつや」さんはとっても
貴重なお店だと思うのであった・・・。

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「Vチェーン・わかまつや」さんのお陰で、なんとかカロリー補給が
出来て、その後も平坦を快適に高速に乗せて走っていくことが出来た。
風が強かったのにも係わらず平均で30km以上のスピードで走るMr.C
の鬼引きが凄かったのであった!!・・・。 なので通常はスリップの
後ろだとペダルを漕がなくても良いぐらいにメチャ引かれるのだが、
僕は後ろでもMr.C に付いて走るのが精一杯なぐらいだったのだ~。

なので、これまた一気に只見町に到着できた。前半のヒルクライム
セクションで遅れた時間を、ここで一気に取り戻した感じであった。
この只見駅前を越えると、残り約60kmで、残り時間が3時間程・・・。
何とか明るいうちに帰り着けるかどうか?という計算が出来る所まで
来たのであった・・・。


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只見町を抜けて「田子倉ダム」まで来た。ここからこのルート最後の
登攀が始まる・・・。登りの残り距離は約11km・・・。ここまで150km
獲得標高差は2500m以上を走ってきて、もうすでに満身創痍状態。
乗鞍だと10kmの登りだとスプリングバンクから三本滝までなので
スグなのだが、果たして時間内に登りきれるのか?!・・・。


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最後の登りなので、もうゆっくりとしか登れないのであった・・・。
が、しかしタイムリミットはどんどん近づいてくる!!・・・。
だんだんと陽も傾いてきて、空が淡くオレンジ色に染まってくる。
だが、満身創痍の僕たちにはどうする事も出来ないのであった・・・。


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「田子倉湖」での最後のヒルクライムは、九十九折の坂も多いのだが
登ったり下ったりを繰り返しながら登って行く感じの坂だった・・・。
スノーシェードの中を第一級品のMr.C のコーナリングが風を裂く!!


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それでも何とか1時間以内で最後の登り坂を登りきったのであった~。
「六十里越」に到着して、これでもうヒルクライムは無いのだと思うと、
大きな安堵の溜め息が出たのであった・・・。トンネルを越えたら、もう
一気にダウンヒルで下って帰るのだ~~!!


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トンネルを越えたところから、新潟県なのであった。少し帰ってきた
という感じである。


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「六十里越」からは、またスピードに乗って一気に下る高速ダウンヒル
でブッ飛ばして行ったのであった~!! 

この「奥只見1周ルート」は、本当にスノーシェードが多い道だった・・・。
このタイムトンネルのようなスノーシェードも、出口を出たら違う国
になってないか?!と思うぐらいに幻想的な雰囲気だった!・・・。


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「入広瀬」までは下り坂なので高速ダウンヒルで飛ばして走れたのだが、
その後はまた平坦なので、ペダルを漕がなければならないのだ!・・・。
そしてこの平坦セクションが、平坦道ではなくて上下に波打つように
アップダウンしている道だったので、少しの登りがあるのであった!
下りでスピードに乗せていても、もう僕のお亡くなりになった太もも
さんでは登り坂を上がり切ることが出来ずに、ズルズルとスピードが
落ちていき、最後の最後でもとても苦しいアップダウンなのであった。

そして空は、陽が落ちていき夕焼けになっていく・・・。美しいと思う
反面、タイムリミットが迫っている焦燥感の中、精一杯ペダルに力を
入れて漕いで、前に進んでいったのであった・・・・。


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そして!、今回も何とか
ゴール出来たのであった~。
夕陽が落ちて真っ暗になりかけたPM5:30、やっとスタート地点の
「道の駅・ゆのたに」へ帰り着くことが出来たのであった~!!・・・。
今回も本当にギリギリの、そして限界のツーリングとなったので
あった~~!!・・・。

総走行距離=217km!!、獲得標高差=2995m!!・・・、標高差は
僅か5mだけ3000mには届かなかったが、もう概ね3000m・・・。
補給=エナジージェル×3つ、菓子パン×2つ、アミノサプリ×2つ。
オレオ・ミニ×1袋。 スポーツドリンク×3本。

今回も、度重なる試練に耐えて、時間が刻々と過ぎていく焦りと
「帰り着けないかもしれない?」と言う恐怖に打ち勝ち、お尻の痛み
に泣かされながら、真っ白な灰になる程自分達の限界までペダルを
漕ぐことが出来たと思うのであった~・・・。

来年は、この「限界のその先までペダルを漕ぎまくる自転車ツーリング」
は、どこへ向かうのだろうか?!・・・・。また来年、乞うご期待~~。
そして「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちしています~~。
乗鞍高原へお越しの際はお立ち寄り下さい。よろしくお願いします~。





by springbk2 | 2017-10-31 07:03 | アウトドア | Comments(0)