人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)

僕たち人間はどこまで自分達の行いを認識しているのだろうか??・・・。
DNAに刷り込まれた宇宙からの記憶、偶然性が重なって起こる必然性、
僅かなゆらぎが起す遠くへの影響、全てのモノが循環するシステム・・・。

この世界では全ての事柄と物事が循環している・・・。生と死、善と悪、
プラスとマイナス、男と女・・・。一人の人間を認識する全ての物事は、
とてつもなく多く、そして常にシンプルなのだと思う。そんな地球上
の薄い表皮のような地上で起こる循環が、雲が水を吸い上げ、空の上
へと舞い上がり、極寒の気温で雪に変わり、山を白く染め上げる・・・。
そして僕たちは瞬間とも思える人生のそのまた瞬間で雪の斜面を滑り、
また雪は融けて流れて、また海へと還って行く・・・。

儚くも一瞬の快楽と挑戦を追いかけて、僕たちはとてつもなく大きな
「ウィスラー」という雪山全部がスキー場の上にいたのだった・・・。

スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18054373.jpg
スキー2日目・・・。前日僕たちはブラッコム側を滑ったので、2日目は
ウィスラー・マウンテンへとゴンドラに乗って上がって行ったのだった。
この日も朝はヴィレッジでは小雨が降っていたので、アルパインエリア
では雪が降っていて真っ白だった。それでもアバランチコントロール後
スグに、ウィスラー名物リフトである「ピークチェア」はオープンした!
これで僕たちは天国へと続くリフトに乗り込めたのであった~!!・・・。


スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18055370.jpg
ウィスラーのピークチェアリフトを降りて、まず最初は足慣らしとして
やはり「ウィスラーボウル」へと滑り込んでいったのだった~! ここは
シングルブラックダイヤモンドだが、ロックバンドあり、シュートあり、
どこからエントリーしても日本では考えられない程の広大な急斜面あり、
滑り応えは十分すぎる程である!!



「ウィスラーボウル」
スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18055944.jpg
ウィスラーボウルでの1本目は、前日から降り積もったパウダースノー
が僕たちを迎え入れてくれ、20cmほどの脛パウを頂いたのであった!


スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18084591.jpg
AM君のパウダーライディングに刺激されて、僕もスピードに乗せて
思いっきり滑っていったのであった~!! ホワイトアウト状態に
なって斜面が見にくかったのだが、一瞬差し込む光を頼りにドロップ
インして、素晴しいパウダーの快感に浸っていったのであった~~。



「クーロワール」
スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18061622.jpg
その後は、何回もピークチェアリフトに乗って、回して滑っていった。
しかし、ウィスラーボウルばかりではAM君には少々物足りない感じに
なってきたので、最難である「ダブルブラックダイヤモンド」コースの
「クーロワール」へと挑戦していったのであった~~!!


スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18073020.jpg
「クーロワール」のエントリーは、出だしが巨大な雪庇になっていて
飛び込むのが非常に怖くて勇気がいるのだが、そこを上手く横滑り
を駆使してドロップイン!! その後は太腿~腰パウなパウダーに
歓喜の雄叫びを上げながらスピードに乗せて滑って滑っていったの
であった~~!!



「ピッコロフェイス」
スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18062261.jpg
僕たちは、ランチを食べた後、ピークチェアからサドル側へと左に進み
最奥のバックボウル「シンフォニーボウル」へと向かっていったのだった。
そしてシンフォニーチェアのリフト線下のダブルブラックダイヤモンド、
「ピッコロフェイス」を滑っていった~。


スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18062818.jpg
しかし、この「ピッコロフェイス」を滑るときは、ホワイトアウトに
なってしまい、足元も見えないぐらいで、どれだけスピードが出て
いるのかも分からず、非常に苦労してしまったのであった~・・・。
リフト線下のロックバンドを攻めたかったのだが、不発に終わって
しまって、とりあえず滑り降りた感じだった・・・。



「ホースシュー・No,4」
スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18070752.jpg
シンフォニーボウルを何本か滑った後に、ハーモニーボウルへと帰って
来て滑っていった・・・。ハーモニーボウルのダブルブラックダイヤモンド
は、この「ホースシュー」である! このコースは、ハーモニーリッジの
稜線を辿るコースから左側に突き出ている雪庇へとドロップインしていく
コース(?)なのである!!・・・。

スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18071591.jpg
「ホースシュー・No,4」のエントリーは、こんな感じの巨大な雪庇だ!!
雪庇の切れ目に誰かのスキーのトラック(跡)があるので、僕達もそこ
からドロップインしていったのであった~!!・・・。

僕が「遠征から帰ってきました~。」の記事の動画でドロップインした
後にとまりきれずにコケていたのは、このコースなのである・・・。



スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18072225.jpg
このコースは雪庇からのドロップインだけが難しいポイントなので
AM君もドロップインした後は普通に快適に滑っていった~。この
「ホースシュー」は、AM君のお気に入りコースとなっていったので
あった・・・・。



「ホースシュー・No,6」
スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18064834.jpg
スキー場内にも関わらず巨大な雪庇からのドロップインが出来るので
このコースが気に入ったAM君は、このコースのおかわりを要望!!
なので1本上側から入るNo,6のポイントからエントリーしていったの
であった~~。


スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18065991.jpg
このNo,6 も、狭い雪庇のドロップポイントからエントリー!!、で、
その後はパウダーが吹き溜まっていて、素晴しいターンを描きながら
ボトムまで一気に滑っていけたのであった~!!


スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18085676.jpg
僕もAM君の後に続き、「ホースシュー・No,6」へとドロップイン!!
ドライヴの利いたターンを描いてスピードに乗って滑っていけたので
あった~~!!

このハーモニーボウル上部だけでも、涸沢ぐらいの大きな規模があり、
どれだけ急斜面でもどれだけ崖になっていても、日本のようにロープ
を張って規制する事は無く、どこでも自分の技量と経験で滑ることを
尊重しているのが、「ウィスラー」のスゴいところだと感じていたので
あった~・・・。


スティープスキーキャンプ in ウィスラー!(滑走編②)_a0353718_18121701.jpg
最後はまた、25分ほどもかかってハーモニーのトップからウィスラー
ヴィレッジまで全て滑って帰っていったのであった~・・・。

この2日間で、スティープラインハンターであるAM君のダブルブラック
ダイヤモンドのコレクションは、これで6つになったのであった~!!
残るダブルブラックダイヤモンドのコースは、あと幾つなのだろうか?
そしてAM君は、初めてのウィスラーで全て滑りきることが、出来るの
だろうか??・・・・。 乞うご期待・・・・。

まだまだ続く!!






by springbk2 | 2018-04-18 07:04 | アウトドア | Comments(0)