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「安曇族」の、歴史探索ツアー・・・。

先日の「梓水神社の歴史探索ツアー」の回で、「安曇族」の話を書きました。
日本の歴史の始まりである弥生時代の前に、「安曇族」という名前の海人
の集団がいて、その「安曇族」が邪馬台国以前の日本の歴史の中心だった!
と言う話です・・・。

その後僕たちは、インターネットで「安曇族」の事をいろいろ調べてみた
のですが、僕たちの他にも「安曇族」の事を、いろいろ調べている人達が
いらっしゃるのでした!・・・。これにはちょっと驚きだったのです!・・・。
そして、「安曇族」の事をいろいろ書いた本も出てきたので、とりあえず
1冊、入門編のような本を購入してみました~。


歴史探索ツアー」とは、地図に載ってはいるが山の奥深くで、
道はすでに廃道となって、入る人もいなくなって、ターゲットが
存在するのかどうかも分からない・・・。そんな乗鞍高原周辺の
気になる「歴史の史跡」を探索しようというものです・・・・。

「安曇族」の、歴史探索ツアー・・・。_a0353718_15273926.jpg
「弥生時代を拓いた、安曇族」、亀山勝さんの本です・・・。

この本には、「安曇族」の事をいろいろ調べていた僕たちにとって、
驚愕の事柄が、いっぱい書かれていたのでした!・・・。その内容は
詳しくはココには書きませんが、大体はこんな感じです!!・・・。

弥生時代の邪馬台国以前に、日本列島にお米の水田稲作農業を
もたらしたのは、隣の韓国からではなく、中国の「呉」(今の上海)
から海を渡って伝播した。そしてそれは「安曇族」という海人族が
した事だった!! そして、その時代の水田稲作の最適地を求め
安曇族はその後、日本全国各地へと広がっていって、この長野県
安曇~安曇野地区へと辿り着いた。

海を渡ってきた安曇族は、北九州の「志賀海神社」へと辿り着き
そこを中心に日本に技術を持ち込んで国を創っていった。しかも
現在も「志賀海神社」の宮司の人の苗字は「安曇」だと言う事!!

僕たちが学校で習った日本の歴史は、日本で一番古い歴史書の
「古事記」、「日本書紀」の話を元にしている。でも、それらは平安
ぐらいの時代に書かれていて、それ以前の話は「太古の昔」とされ、
天照大神やヤマタノオロチなどの神話の世界の話になっている。
そして、それ以前の飛鳥時代や邪馬台国の話は、有名な中国正史
の書「三国志」の中の、通称「魏志倭人伝」と言われる「魏書」第30巻
「烏丸鮮卑東夷伝倭人条」の中に書かれている事なのである。だから
物的証拠もあまり無く、推論が殆どである。要は、ほとんどの事が
分かっていないという事だと言う事。そして、邪馬台国を創った
人達は=海を渡ってきた呉人=安曇族だという方程式が成り立つ
という事。

などです!!・・・。これは!、
驚愕の話です!!
なぜなら、日本を創った中心的人物は「安曇族」で、この安曇村の
人たちは、もしかしたら日本を創った人達の末裔かも知れないと
いう事なのですっ!!!・・・。

そして、この本の著者「亀山勝」さんは、この「安曇族」の事を
調べる「安曇族研究会」という集まりもされているのです!!

乗鞍高原の歴史や伝説を調べていたら、
日本を創った人の話まで辿り着いてしまったのでした!!
「カフェ・スプリングバンク」の追求は、妥協を許しませんっ!!
なので、これからも乗鞍高原=「安曇」にまつわる歴史と伝説を
追求して行く所存です!! これからもよろしくお願いします。
こんな安曇地区の乗鞍高原へ来たら、ご来店下さい~~。









by springbk2 | 2017-11-26 07:25 | 歴史探索 | Comments(0)