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超貴重なモルトウイスキー、開けちゃいました!!

先日、「カフェ・スプリングバンク」にて、モルトウイスキー愛好家の
方々に集まって頂きました~。その時に、超超貴重なモルトを開けて
しまったのでしたぁ~~!!!

「ストラススペイ、1959ヴィンテージ、42年物」ですっ!!!・・・・。
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このモルトウイスキーは、「グレンファークラス」というスペイサイド
地区の蒸留所で造られたモノで、1959年蒸留、2002年ボトリングの
42年モノです!!

「グレンファークラス」は、スペイサイド地区のトップドレッシングの
3本のモルトの一つと言われている程、昔から評価の高いウイスキー
なのです。イギリスの「サッチャー元首相」が大のお気に入りだったと
言うウイスキーです。現在も大手ではなく家族経営の数少ない蒸留所
なのです。しかしその分こだわりはハンパ無く、スペイサイド地区で
一番大きなポットスチルでガスバーナーによる直火焚きによる蒸留が
今でもなされています。そして熟成用樽にはシェリー樽にこだわって
います! ビジターセンターを設けたのもたいへん早く、1973年に
オープンし、現在は大きなレセプションホールになっています~~。
ラインナップは、10年から、12年、15年、17年、21年、25年、30年、と、
105Pなど、本当に多くのボトルが出ています。グランファークラス
を揃えるだけでもバーが出来ると言われる程らしいです~。


超貴重なモルトウイスキー、開けちゃいました!!_a0353718_12275530.jpg
そして!!、このボトルは、日本の輸入会社の「スコッチモルト販売」が
自社でボトリングしたモノで、1959年蒸留~2002年ボトリングされた
42年熟成のグレンファークラスのモルトウイスキーなのですっ!!!!
50年代のモルトはもう殆ど市場に無く、もちろん無くなればこの世から
消えて無くなる非常に貴重なボトルなのです!!そして50年代と言えば、
原料の大麦の品種がゴールデンプロミス以前の品種「ゼファー」を使って
いた頃のモルトウイスキーなのですっ!!
ゼファーのモルトですよ!!

モルトウイスキー界の格言(?)で、60年代~70年代初めまでのモルトは
ウイスキーの歴史の中でも一番美味しかった時代だと言われています・・・。
現在は、蒸留技術は格段に上がっていると言われているのですが、その
頃のウイスキーの味わいにはならないらしいです。その原因が、熟成の
樽の良い木材が自然環境保護によりなかなか伐採出来なくて、良い樽が
入手出来ないからだと言う説と、美味しかった60年代の頃と原料の大麦
の品種が違うからだ!という説が、大きく2つあるのです。今回のこの
ボトルは、その大麦の品種という説の中でも、一番良かったと言われる
「ゼファー」という品種を使って造られたモルトウイスキーなのです!!

これがどれだけ貴重な事なのか!、モルトウイスキーを知らない人には
理解出来ないかも知れませんが、非常に、超激レアな、事なのです!!

この機会に、ゼファーという昔の大麦品種を使って造られた、そして
42年モノの長期熟成されたモルトウイスキーを、ぜひ!味わってみて
下さい。「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちしています!!
よろしくお願いします~~。





by springbk2 | 2018-06-01 07:26 | お店からのご紹介 | Comments(0)