乗鞍エコーライン ヒルクライム〜♬

今日も、昨日アップした乗鞍岳･山頂方面の情報の続きです～～。
今回は早朝にロードバイクで 今シーズン初のアタックをしたので、エコーライン沿いの様子もご紹介します。
朝6時にスプリングバンク から自転車を車に積んで三本滝駐車場へ。準備をして、マイカー規制のゲートを通過してスタートです！･･･。
ヘロヘロになりながら、何とか畳平の県境ゲートへ到着～！！
途中の位ヶ原山荘でトイレ休憩をしながら、2時間10分ほどでした。
ここ県境ゲートには、アルピコ交通のバス停留所があります。
その名も｢標高2716m｣！　日本一標高の高いところにあるバス停なんですね〜*\(^o^)/*　　是非ここで記念写真をどうぞ～！！

畳平に到着した後は、お花畑や魔王園地を見て周り、下山開始です。
残念ながら雲が出て来てしまいましたが、山の景色は見えていて、
ゆっくりと爽快なダウンヒルを楽しんで帰りました～～。

畳平から少し下って行くと、山頂剣ヶ峰と乗鞍大雪渓が見えて来ます。
大雪渓手前の３号カーブ辺りには、まだ雪の壁が残っていました。

乗鞍大雪渓では、もちろん平日組スキーヤーの皆さんがコブコブを
滑っていらっしゃいました〜！　肩の小屋から下の斜面は、厳冬期から春先にはゆる〜～い斜度に見えるのですが、山全体の雪融けが進んで景色が変ると、何故かキツそうなラインに見えてしまいます。そんなラインで軽快にコブを繰り返し滑っている方々は、ツワモノにしか見えません･･･。ご本人たち曰く、そんなつもりは無いんだそうですが。。。^^;

大雪渓から少し下って行くと、雪の壁が毎年最も高くなる４号カーブがあります。　今年は春先の降雪と、低温の日が多かったことから、結構まだ残っています。これは、例年の感じだと、まだ６月中〜下旬の頃のイメージですね。ヒルクライムの自転車のカップルさんたちも気持ち良さそうに登って行かれました〜。

途中でアルピコ交通のシャトルバスとすれ違います。アルピコ交通は

地元の慣れた運転手さんたちなので安心なのですが、県外ナンバーの

観光バスの中には、山道の運転に慣れていない場合も多く、カーブの

通行などに難儀している光景を見かけます。

＊アルピコ交通のシャトルバスは、ほぼ毎時運行されていますが、

　天候の悪い日には便数を減らしたダイヤになりますので、

　確認してご利用ください。
　　　時刻表は　　→ 乗鞍山頂(畳平)シャトルバス 　

　　　運行状況は　→ バスウォッチャー（運行状況案内）

位ヶ原周辺では、今がようやく桜のシーズンなのです～！！

これは、毎年７月に咲く｢タカネザクラ（別名ミネザクラ）｣です。
登山道を歩かなくても、エコーライン沿いでも、見かけます。
花数が少なく、小ぶりな花なので、街の桜のようなボリューム感は
ありませんが、山に初夏を告げる可愛いお花です。

乗鞍岳の紅葉の主役で、秋には真っ赤になる｢ウラジロナナカマド｣。
エコーライン開通の今頃に、ちょうど新緑と開花の時期を迎えます。


乗鞍エコーラインの１５号カーブからの景色です･･･。
紅葉の時期に美しい場所は、新緑の時期も絶対綺麗なのです。
針葉樹の深い緑の中に、広葉樹の新しい淡い緑色が点在する光景がとても綺麗です～～。

その１５号カーブの下にある大きなトウヒの樹のてっぺんで、毎年通過する人を呼び止めるように元気にさえずっているのは、野鳥の｢ビンズイ｣さんです。この他にも、｢イワヒバリ｣や｢メボソムシクイ｣などの野鳥が賑やかです。

位ヶ原山荘の前から見上げる富士見岳の斜面はこんな感じです。
曇り空でも、新緑の輝きをハッキリと見ることができます。

更にエコーラインを下って行くと、道路脇に｢コバイケイソウ｣が咲いていました～。高山植物ですので、もう少し標高が高い所に咲くイメージですが、ここまでタネが運ばれて咲いてしまったのかもしれません。

他にも、エコーライン道路脇には｢マイヅルソウ｣や｢ツマトリソウ｣、｢ゴゼンタチバナ｣などが咲いていて、サ〜っと自転車で通り過ぎてしまうのが勿体無いと思うこともありますね～～。

自転車で、日本一標高の高い乗鞍エコーラインのヒルクライムを楽しんだ後は、｢カフェ･スプリングバンク｣でコーヒーやケーキをどうぞ～。お立ち寄り下さい。ご来店お待ちしています～～。