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ワイン 556

今回の「安旨ワイン探検隊」は、僕たち自身が収穫→選果作業をして
ワイン醸造のお手伝いをしたワインです~!!

「ヴォータノ・ワイン、ピノ・ノワール」、2017年です~!!
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このワインは、長野県塩尻市の「洗馬」という所にある畑で造られた、
僕達が初めて収穫作業をしたピノ・ノワール種のワインです~~。

造り手は、孤高の造り手「ヴォータノ・ワイン」の坪田満博さんです!
坪田さんは神奈川県生まれで、東京都内の設計事務所に勤めていて
建築コンサルタントとして働いていた方なのですが、39歳で飲んだ
イタリアンワイン「バローロ」の美味しさに衝撃を受けて、いつしか
「自分でワインを造ってみたい!」と思うようになったらしいです・・・。
やがて、お子さん達が社会人になった頃、坪田さんは栃木県足利市
にある「ココファーム・ワイナリー」を訪れて、ワイン造りを学び始め
ます。 「ココファーム・ワイナリー」は、知的障害者支援厚生施設の
「こころみ学園」の遠征の自立を目的にしたワイナリーがあるのです。
当時「ココファーム」では、醸造責任者「ブルース・ガットラブ」さんや
あの「曽我貴彦」さんも働いていらっしゃっていて、当時からすでに
品質の良いワインが造られていました。坪田さんは「ココファーム」
の門を3回も叩いてやっと働かせてもらうようになります。そして!、
「ココファーム」の園内の生徒さんと寝食を共にし、栽培は曽我さんに、
ワイン醸造はブルースさんに教わっていきました。そして坪田さん
は捜し求めていた土壌の畑を塩尻市洗馬に見つけ、「ココ・ファーム」
の研修を終えた2002年に、自分自身のワインを造るために自分の畑
でブドウの栽培を始めたのでした~。その後5年間は、愛でるように
ブドウを育て、自然と共に行き、カラスや害虫や蜂などの天敵と闘い、
ブドウの一粒一粒に愛情を注ぐようにして栽培していき、ようやく
2007年に、やっと!委託醸造で自分自身のワインをリリースされた
のでした~。そして2012年からは現在の自社工場でワインの醸造を
始めて、現在は素晴しい珠玉のワインを造られているのです!!

本当に生産量が少ない坪田さんのワインは、都内などのショップや
インターネットにも販売されていません!! なのでかなり稀少で
入手困難なワインとなっています・・・。そして!、今回の2017年の
ピノ・ノワールは、僕たち「カフェ・スプリングバンク」が収穫と選果
の作業をお手伝いしています!!ほんの少しではありますが、僕達
自身もワイン醸造に携わったワインというコトになります~~。

前回の「ヴォータノ・ワイン、ピノ・ノワール 」は、2015年でした・・・。
今回の僕達が携わった2017年は、どうなのかっ?!、い、いざっ!
オープンですぅ~!!!
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このワイン、グラスに注ぐと色がかなり薄い目です・・・。ロゼワイン
とも思える程です。しかし香りはとてもしっかりしていてピュアな
感じがします! ラズベリー系の果実感と森林浴、ほんのりとオーク
のニュアンスがあり、バランスがとてもイイ感じです~。味わいは
やはりまだ若いワインだからなのか、少し酸味がありますが、嫌味
な感じは全く無く、穏やかな風が吹くような爽やかな感じです~~。
後味も爽やかですがコクがあります。2015年ヴィンテージとは全く
違う感じがしますが、それがワインだと思いました~~。

今回は自分達自身がお手伝いさせて頂いたワイン、とても感慨深い、
ロマンが感じられる1本でした~~。


この僕たちが携わった「ヴォータノ・ワイン、ピノ・ノワール、2017年」、
僕達「カフェ・スプリングバンク」と「ペンション・カムス」で取り扱って
いますよ!! ぜひ!この素晴しいワインを飲みに来て下さい~~。
ご来店お待ちしています。 よろしくお願いします~!!



by springbk2 | 2019-11-22 07:26 | お店からのご紹介 | Comments(0)