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パタゴニア、遠征!!(トレッキング編⑧)

ありえないトラブルや喧騒が続出した「フランセース」山小屋の夜を
過ごし、パイネでのトレッキングでの最終日、最高の快晴の青空が
広がって、美しい朝焼けになったのであった~。

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早朝5:00から自分達で朝食を食べて、6:00にフランセース山小屋を
出発した。バックには、前日は曇っていて見えなかった「クエルノス・
デル・パイネ」の岩峰が、朝焼けでオレンジ色に美しく輝いていた~~。


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出発して少し歩くと、向こう側には「パイネ・グランデ」の山も全て
見えていた!! 「パイネ・グランデ」、も昨日は雲が掛かっていて
山頂だけ見えなかったのだが、この日の朝は山頂もフランセース
氷河も全部オレンジ色に輝いて見えたのだった~!!もぅ本当に
スゴ過ぎる山岳景色なのであった~!!


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「ノルデン・フェールド湖」も、朝焼けに包まれていた・・・。湖の向こう
に見える氷河を纏った白い山々は、どの辺りの山なのだろう?・・・。
オレンジ色と薄ムラサキの、淡く美しい色合いの景色である。


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「フランセース・キャンプ」からのトレッキング道は、一旦湖沿いへと
下りる。そして、ほんの少しだけ湖畔を歩いて行くのだった~・・・。
この辺りを越えると、「パイネ・グランデ」が少しずつ見えなくなって
くるのだ・・・。何度も後ろを振り返っては、「パイネ・グランデ」を見て
名残惜しくなってしまうのであった・・・。


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湖畔を抜けて、トレッキング道は再び山側を通って行く・・・。そして
高台に上がると、今度は「クエルノス・デル・パイネ」の山々が目の前に
超巨大に圧倒的な大迫力で聳えて見えてきたのであった~!!!

この眺望は、実際にココへ見に行った人でないと大迫力が伝わらない
ぐらいに素晴しい景色なのであった!!・・・。僕たちも「うおぉー!!」
と思わず叫んでしまいそうになるぐらいに、感動的だったのである。


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そこから約1時間ほどのトレッキングは、この「クエルノス・デル・パイネ」
を真横に見ながら進んでいける、トレッキング天国のような時間なので
あった~!! 進むたびに、尾根を越えるたびに、少しずつ形を変えて
いく「クエルノス・デル・パイネ」の岩峰・・・・。本当に、美しくも感動的な
トレッキングの時間が流れていったのであった~~。



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そして、「フランセース・キャンプ」を出発してから、約1時間半程で
もう一つのキャンプ場「クエルノス・キャンプ」に到着した。ここは、
目の前に「クエルノス・デル・パイネ」の岩峰群の山々が、思いっきり
見える最高の場所のキャンプ場なのであった!!この最高の立地に、
僕達は思わずタメ息を漏らしてしまったのであった・・・。 

前夜宿泊した「フランセース・キャンプ」とは、何もかもがあまりにも
違いすぎるのだ!・・・。「クエルノス・デル・パイネ」の岩峰が目の前に
聳える最高の立地はモチロンだが、ロッジ風山小屋の美しさと快適さ
も全く違うし、何より雰囲気も格段に良かったのだった・・・。出来る
なら、「クエルノス・キャンプ」の山小屋に宿泊したかったなぁ~・・・、
と思ってしまったのだった~・・・。


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この「クエルノス・キャンプ」で、僕たちはコーヒーとケーキを買って
外のテラスのベンチでゆっくりと休憩をした・・・。この日は、この
パタゴニア旅行で最後のトレッキング日だったので、「クエルノス・
キャンプ」の雰囲気まで、しっかり味わっていったのであった~~。


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名残惜しい「クエルノス・キャンプ」場を出発して、歩いていっても
左側にはいつでもどこでも「クエルノス・デル・パイネ」が見えていた。
そして、右側には尖った「アルミラント・ニエト」の山が出てきたので
あった~・・・。どの瞬間も幻想的で美しく、感動しながら歩いていた
のであった・・・。この瞬間を目に焼き付けておこうと思った・・・。


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そして、このトレッキングルートの右側にはいつもエメラルドグリーン
色をした「ノルデン・フェールド」湖が見えていたのであった~。左側に
「クエルノス・デル・パイネ」の岩峰、右側には「ノルデン・フェールド」湖
という、ありえない程素晴しい景色を楽しめるルートなのであった!!


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そして3時間程歩いて進んでいくと、やがて「クエルノス・デル・パイネ」
は見えなくなり、代わりに「アルミラント・ニエト」山が大きくなって
くるのであった~。真ん中の巨大な裂け目には、やはり大きな氷河が
覆いかぶさるように存在していた・・・。


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だんだん太陽が上がってきて、空がどんどん青くなってくる・・・。
そして、「チレーノ」への分岐を越えた辺りから、トレッキング道は
とても広大な広がりの場所に出る・・・。「ノルデン・フェールド」湖の
向こう側には、「バルマセダ」氷河や「セラーノ」氷河を纏った山々が
大きく見えていたのであった~・・・。

本当に、この「パイネ・グランデ」~「フランセース」~「ラス・トーレス」
の間の「Wコース」と言うトレッキングコースは、最高の山の景色が
楽しめる素晴しいコースだと思ったのであった~。


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そして、最後に「インゲ」池が見えてきて、その向こうに「ラス・トーレス」
のキャンプ場とホテルの建物が見えてきた・・・。あそこまで到着すると
トレッキングも、もうスグに終わってしまう・・・。 辿り着きたい反面、
終わって欲しくない!・・・、という相反する気持ちが、心の中に渦巻いて
しまうのであった・・・・。


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この辺りの道はほぼ平坦で、とってものどかな雰囲気で、バックに聳える
「アルミラント・ニエト」山が、何だかスイスの「アイガー」に見えてしまう
のであった・・・。 風も無くとても穏やかで、スイスに居ると勘違いして
しまいそうな、、、それぐらいのどかな雰囲気なのであった~。


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そして、ついに!、「フランセース」山小屋を出発してから5時間半程で
雨の中2泊3日テント泊をしていた「ラス・トーレス」キャンプ場へ、到着
してしまったのであった~!!・・・。到着して、いつもビールを買って
いた「ラス・トーレス」キャンプ場のレセプション小屋の横で、コーヒー
を淹れてランチをしたのであった~・・・。


これで、ついに!・・・、パタゴニア旅行でのトレッキングが全て終了
してしまったのである・・・。一応全て歩ききったという達成感もあった
のだが、何だかとても儚いような、夢の瞬間が終わってしまったと言う
ような淋しさもあり、名残惜しい気持ちは多大にあり、とても複雑な
気分だったのであった~・・・。


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そして、いろいろお世話になった「ラス・トーレス」キャンプ場から、
バスに乗って「アマルガ湖」のパイネ国立公園の入口から、パイネの
山々に「サヨ~ナラぁ~」を言って、「プエルトナタレス」へと帰って
行ったのであった~・・・。 最後に見えた「トーレス・デル・パイネ」は
僕の中で哀愁に満ちていたのであった~・・・。


「パタゴニア遠征」は、いよいよ最後のフィナーレで、番外編と植物編
へと続くのである~~。 もうちょっとだけ、続くっ!!・・・。




by springbk2 | 2020-01-21 07:44 | アウトドア | Comments(0)