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谷川岳バックカントリースキー!!(登攀&景色編)

今回のチーム・スプリングバンクのBCスキー部は、初めての谷川岳へ
みんなで遠征に行ってきたのでした~!!

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僕達チーム・スプリングバンクは、今まで谷川岳を一度も滑った事が
無かったのでした・・・。スティープラインのスタンダードと言われる
「谷川岳・マチガ沢」もメチャ滑ってみたかったのですが、乗鞍からは
ちょっと遠かったり、これまでは天気にも恵まれずに、まだ一度も
行った事が無かったのでした・・・。

でも!!、今回のカフェ・スプリングバンクの定休日である木曜日は、
去年までのメインパートナーで諸事情で長野県を離れてしまった変態
スキーヤーでありスティープライン・ハンターのAM君が参戦表明して
いたので、彼が滑りたい「谷川岳」を狙って行ってみたのでした~~。
そして、この日は奇跡のピーカンの快晴で、最高の天気となったので、
夏の乗鞍岳大雪渓の「主」である全身緑色のミドリンさんにも声をかけ、
乗鞍ローカルのYkちゃんと一緒に4人で、谷川岳・西黒沢本谷を滑りに
行って来たのでした~~。


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朝3:00に乗鞍高原を出発して、7:00過ぎ頃に谷川岳ロープウェイの
土合に到着。AM君とミドリンさんと合流して、8:30の始発に乗って
天神平スキー場へと上がります・・・。 谷川岳ロープウェイはスゴく
巨大なウィスラー級ロープウェイで、ビックリでした~!


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ロープウェイで天神平スキー場へと上がってきました。このスキー場の
右脇に、登山口と書かれた看板があり、そこからロープが張ってある横
から登って行くようです・・・。ミドリンさんの頭上に、今回の僕たちの
ターゲットである谷川岳山頂と、滑る予定の真っ白で広大な斜面が近く
感じるぐらいに見えました~~。

僕達はここでスキー板にシールを貼って登る用意をしていたのですが、
この日ここから谷川岳へ登る人達は、ほとんど冬山登山者で、スキーを
持っている人は他にはスノーボーダーが1人だけでした!・・・。何だか
スキーヤーの僕たちはとっても場違いで浮いたような雰囲気でした・・・。
これは僕たちの地元乗鞍高原ではありえない感じだと思いました・・・。
谷川岳は登山の山で、スキーは一般的では無いのでしょうか??・・・。


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最初はスキー場の脇の急斜面を登って行きます・・・。登山者の方々は
約200名以上いらっしゃったでしょうか?!・・・。みんな列を作って
1列になり踏み跡を登っていきます・・・。スゴ~く大勢の人が登って
行かれるので、僕は何だか冬山登山に来た気分じゃない感じでした。
僕達はスキーにシールなので、登山者の方々のツボ足跡のトレース
ではなく、少しジグを切りながら登っていきました~。


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15分程登ってスキー場から稜線に出ると、僕たちのターゲットで
ある谷川岳山頂と、滑る予定の真っ白で広大な斜面が、さらに近く
ドオォ~ンと大きく見えてきました~~。あそこを滑れるんだ!と、
最初からモチベーションMAXだったのでした~!!


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1時間ちょっとぐらい、狭い稜線をスキーを担いで歩いていきます。
熊穴小屋は、まだけっこう雪に埋まっていましたが、今シーズンは
谷川岳周辺ではこれでも雪がメッチャ少ないみたいです・・・。本当に
今シーズンはどこも、山の上では雪がまだありますが、標高の低い
ボトムには雪が全く無いのは同じ感じですね~・・・。


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バックには、今まで歩いて登ってきた細い稜線と、スタート地点の
天神平スキー場が見えていました。 本当に素晴しい快晴の青空で、
最高の景色です!日光白根山、武尊山、浅間山、苗場山やかぐら峰、
近くには、爼嵓(マナイタグラ)、仙ノ倉山なども素晴しい程美しく
見えていました~!!

僕達はスキーだから下山は早いので、谷川岳山頂まではゆっくりと
景色を楽しみながら登っていったのでした~~。


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ここの急斜面を登りきると、僕達の滑走予定の広大な西黒沢本谷の
斜面が見えてくるのです~!! みんなの足取りも早くなっていく
のでした~~。 みんな滑走中毒者デスネ~・・・。


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孤高のミドリンさん、爼嵓をバックに谷川岳山頂へと最後の稜線を
一人ラストスパートです!!・・・。ちょうどこの時は回りに大勢の
登山者の方々が居なくて、「一人で雪山を黙々と登攀する!」と言う
ような、超カッコイイ写真になりました~!!


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そして!、天神平スキー場をスタートして約2時間15分ぐらいで、
谷川岳山頂の一つ、「トマの耳」に到着しました~!!
今回もヤリました~~!!

4人みんな一緒に記念撮影しちゃいました~。谷川岳「トマの耳」の
標高は1936m・・・。この時点で僕達乗鞍ローカルは、「なぁ~んだ、
Mt.乗鞍スノーリゾートのゲレンデトップよりもほんの少し低いん
だ~・・・。タイシタコトナイナ~・・・」とか、ちょっとだけ思ってしまったので
したww・・・・。


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北側には、双耳峰である谷川岳のもう一つの山頂である「オキの耳」が
また素晴しく美しい山容をしていて、そこからズドンッと落ちていく
純白の50°以上のスティープラインが僕たちの滑走欲望を掻き立てて
くるのでした~~。 こんなの見せ付けられたら、僕達の中毒症状が
さらにヒドくなるぢゃないですかっ?!ww 

でも、そんな「オキの耳」を見ていても、僕とは違ってミドリンさんは
すっかり落ち着いたように、タバコをひと吹かししながら自分の世界に
入ったまま遠くを見る目になっていらっしゃいました~・・・。
もぅ、本当にさすがですネ~・・・。


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谷川岳「トマの耳」山頂から覗いた、スティープラインの代名詞と
言われている「マチガ沢」です。でも普段北アルプスのスティープ
ラインを滑っている僕たちには、何だか大した事無く滑れそうに
見えちゃいました・・・。僕の横でAM君は、「ぐふふふ・・・」と変態の
目つきで狡猾に笑みを浮かべて、そのまま無意識状態でドロップ
インしてしまいそうになっていました・・・。でも今回は、まだBC
スキー初心者であるYkちゃんやミドリンさんも一緒だったので、
スティープライン中毒者のAM君には「マチガ沢」は諦めて貰って、
予定通り「西黒沢本谷」へと山頂からドロップインして滑り込んで
行ったのでした~~。

滑走編へ、続く~!!



by springbk2 | 2020-03-22 07:01 | アウトドア | Comments(0)