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ワイン 598

今回もまた、ニューワールドの素晴しき安旨ワインをご紹介したい
と思います~!! 安旨ワイン探検隊、出動ですっ!!・・・・。

グレナリー、エステート・リザーヴ」、2012年です~!!
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このワインは、南アフリカの「ステレンボッシュ」で造られるワイン
です・・・。

造り手は「グレナリー・ワイナリー」。このワイナリーは、ボルドーの
格付2級の「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」
の女当主であった「メイ・エリアーヌ・ド・ラングザン」さんが1988年に
南アフリカを訪れた際に一目惚れをして、2003年に300エーカーもの
畑を購入した所から始まります。そして、翌年スグにブドウを植えて
「グレナリー・ワイナリー」を立ち上げました。そして2005年に最初の
ワインがリリースされたら、そのポテンシャルが素晴しく、メイ女史
は「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」を全て
ルイ・ロデレール社に売却してしまいます!! 普通なら、PP100点
満点も獲得した事のある輝かしいボルドー2級のシャトーを売却して
南アフリカに行くなんて自殺行為に思える事なのですが、グレナリー
の畑にはメイ女史にそう思わせる程の素晴しいポテンシャルがあった
という事かも知れません・・・。

そして、その「グレナリー」には醸造長として、「シャトー・アンジュリス」
や「スクリーミングイーグル」にも関わっていた「ルーク・オクニガン」さん
が加わり、更に!2009年からは「アディ・バデンホースト」さんが、醸造
コンサルタントとして加わって、最強の3人のタッグが組まれています!
この2012ヴィンテージは、カベルネ・ソーヴィニョン45%、メルロー6%、
プティ・ヴェルド11%、シラーズ38%のアッサンブラージュで、手作業
での収穫→選果。軽く破砕してステンレスタンクでの発酵が成されます。
そしてマロラクティック発酵も行われた後、フレンチオークで約18ヶ月
もの熟成が成されます~!!



こんなに面白いバックボーンのあるワインが、まだまだニューワールド
にはたくさんあるのですね~。「ピション・ロングヴィル」を売却しても
メイ女史が専念したかったワイン、いざっ、オープンですぅ~!!・・・。
ワイン 598_a0353718_13324035.jpg
このワイン、開けてスグからとっても濃厚で良い香りがグラスに
広がります! カシスと森林浴とほんのりコーヒーのロースト香
というボルドー的な香りです。味わいも滑らかで濃厚。しっかり
としたボディが感じられます。 でも、やはり2千円台のワイン、
奥行きとかバランスとか、何かがあともう少しな感じでした~。
でも、ボルドーでこれだと5千円台のワインに感じました!・・・。
なので、とてもお薦めな安旨ワインだったのでした~~。


ワイン飲みに「カフェ・スプリングバンク」へご来店下さい~!!
よろしくお願いします~。 ご来店お待ちしています~~。



by springbk2 | 2020-09-14 07:14 | お店からのご紹介 | Comments(0)