人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アイリッシュウイスキーのご案内です~~。

今回のアイリッシュウイスキーは、もし彼が居なかったらアイリッシュ
ウイスキーの復興は無かったかも?!と言われる程の重鎮であり立役者
である「ジョン・ティーリング」さんの物語がいっぱい詰まった、彼自身の
ウイスキーです~!!

ティーリング、スモールバッチ」です~!!
アイリッシュウイスキーのご案内です~~。_a0353718_09250324.jpg
この「ティーリング」というウイスキーの事を書くには、アイリッシュの
復興に尽力を尽くした「ジョン・ティーリング」さんの物語を書かなければ
ならないと思います・・・。

ジョン・ティーリング」さんはダブリン生まれの生粋のアイリッシュです。
14歳で父親を亡くしてたので働き始め、その後アイルランド大学に入学。
そしてハーバード大学の博士課程の論文でアイリッシュウイスキーの事を
調査したのが、ウイスキー事業に関わった事の始まりだったようです・・・。
アイルランドには19世紀には200箇所を越えるウイスキー蒸留所があった
のに、20世紀後半には「ミドルトン」と「ブッシュミルズ」の僅か2箇所しか
残っていなかったのです!・・・。なので、「ジョン・ティーリング」さんは、
栄枯盛衰によって失われていったアイリッシュウイスキーの再興を願い、
事業拡張優遇制度を利用して、長い間廃業して使われていなかった国立の
「ケミックトー蒸留所」を買収して、1987年に「クーリー蒸留所」として
創業したのでした! そして21世紀に入り、爆発的なウイスキーブーム
が世界中に広まって、アイリッシュウイスキーも世界で一番の伸び率を
記録していったのでした~・・・。
そんな中、それでも「ジョン・ティーリング」さんは、この状況に満足せず、
最古の「ロックス蒸留所」も復活させて「キルベガン」のウイスキーを新しく
造ったり、今まで育ててきた「クーリー蒸留所」もバーボンの「ビームス社」
へ売却して、2人の息子さんとダブリンに新しい「ティーリング蒸留所」を
2014年に創業しました~!! そして、今では50箇所以上にも急増した
アイリッシュウイスキー蒸留所には、「グレート・ノーザン蒸留所」を筆頭
に、ティーリングさんから学んだ人達が新たなアイリッシュウイスキーを
造っていっているのです~!!



アイリッシュウイスキーのご案内です~~。_a0353718_09251303.jpg
ティーリング蒸留所」は、ジョンさんの2人の息子であるジャックさんと
スティーブンスさんが、2014年にダブリンのギネスの工場のすぐ近くに
創業。40年以上も首都ダブリンにウイスキー蒸留所が無かったのですが
ティーリング蒸留所が操業したので、ダブリンのウイスキーが復活という
事になったのです~!!ティーリング蒸留所で造っているのは、伝統的な
3回蒸留のポットスチルウイスキーとモルトウイスキーで、未発芽大麦と
麦芽が50:50のレシピなのです。現在のこの「スモールバッチ」シリーズは、
元々居た「クーリー蒸留所」の原酒が使われているようです~。ラム酒の
「バカリディ社」が資本提携をしているため、ラム酒樽で熟成したカスクが
多いようですね・・・。このティーリング蒸留所で製造されたアイリッシュ
ウイスキーを早く飲んでみたいと思いますが、それはまだ少し先の話に
なりそうですね~。


ぜひ!この復活のアイリッシュウイスキーを、ご賞味下さい~。
「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちしています~!!
よろしくお願いします~~。



by springbk2 | 2021-10-25 07:23 | お店からのご紹介 | Comments(0)