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ワイン 649

今回の「安旨ワイン探検隊」は、超久しぶりに珍しいシャンパーニュを
飲んでみたのでした~~!!

ミニエール、ブリュット・ゼロ」、です~!!
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このシャンパーニュは、シャンパーニュ地方の最北部エルモンヴィル村に
あるブドウ栽培家兼生産者「レコルタン・マニピュラン」系のシャンパーニュ
です・・・。

造り手「ミニエール」は、1919年に「アルフレッド・ミニエール」さんが創業。
現在の4代目「フレデリック」さんの代までは全てネゴシアンにワインを売却
していました。しかし、「フレデリック」さんはアヴィズ醸造学校でワイン
醸造学を学んだ後、あの!「ジャック・セロス」の「アンセルム・セロス」さん
の革新的シャンパーニュ醸造に影響を受けます!!そして弟の「ロドルフ」
さんと一緒にドメーヌ元詰めを始めます!!・・・。そしてその後約10年の
努力の末、2015年にやっと初めて自分達自身のシャンパーニュを世の中
に送り出したのでした~。その最初のシャンパーニュから、セロスの弟子
というコトで評価は最高になっていきます!! そして、ニューヨークの
3つ星「マディソン・パーク」や、ハーラン・エステイトが所有のナパ3つ星の
レストラン「メトウッド」などでオンリストされているのです!!

ドメーヌの栽培面積は約8ha。サステイナブル農法でブドウは栽培されます。
その一部は接木されていない本物のヴィエイユ・ヴィーニュがあるのです!!
ピノ・ノワール30%、シャルドネ28%、ピノ・ムニエ42%のアッサンブラージュ。
「ジャック・セロス」と同様に樽内発酵・樽熟成による醸造でマロラクティック
発酵は行われません!そして樽内でアルコール発酵が終わった後はそのまま
シュール・リー状態で約8ヶ月間置かれ、定期的にバトナージュがなされます。
樽で熟成された後ボトリングされ、瓶内二次醗酵へ移行します。そして通常
のノンヴィンテージでも最低5~6年、ミレジメだと最低10年もの長い期間
瓶内熟成がなされてから、やっとリリースされるのですっ!!年間生産量は
僅か3500本!驚異のレコルタン・マニピュランです~~~。



前回僕達は「ジャック・セロス」のシャンパーニュを飲んで、メッチャ感動して
しまったのでした!・・・。そのセロスの弟子のシャンパーニュで、樽内で発酵
樽熟成と長期瓶内熟成させているシャンパーニュというコトで、非常に興味
を惹かれたのです!・・・。なので今回はこの樽発酵・樽熟成シャンパーニュに
突入です~~~! いざっ、オープンです~~!!!
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このシャンパーニュ、開けてスグからとてもキメ細かい泡がシュワシュワ
と立ってきます。香りは、フランスパンのような香ばしい感じに、早熟な
洋ナシのようなキリッとした爽やかな感じがあります。「ブリュット・ゼロ」
という名の通り、味わいはメチャ辛口ですね!! スッキリというよりは
キリッとしている感じです~。

セロスのシャンパーニュはもうちょっと複雑で樽香由来の香ばしさがある
感じでしたが、このミニエール、ブリュット・ゼロはキリッと辛口でした。
こうなると他のボトルも興味が湧いてきますね・・・。また、次回~~。


「カフェ・スプリングバンク」が営業再開出来たなら、また飲みに来て下さい。
よろしくお願いします~~~。



by springbk2 | 2021-11-12 07:24 | お店からのご紹介 | Comments(0)