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ノルウェー遠征BCスキーツアー! (出発篇)

ノルウェー・・・・。

プロローグでも書いたのだが、スキー発祥の地なのである。
スキーヤーとしてその原点に少しでも触れたい!、
スキー発祥の地の文化や歴史、少しでも感じてみたい!、
そして、ノルウェーの山々に自分達のシェプールを刻んできたい!!、
そう思いながら、前回のアラスカBCスキー遠征からここまで、
僕は夢を膨らませてきていたのだった・・・。

そして今回、コロナウィルス感染の影響が無くなってきていたので、
前回のアラスカ遠征からもう早くも8年という時間が流れてしまったのだが、
この機会にチーム・スプリングバンクの若者KM君を連れて、
憧れの地、スキー発祥の地であるノルウェーの、
「地球上で一番美しい景色」と言われる夢の斜面に、
自分達のシェプールを描きに行って来たのだった!!・・・・。


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「カフェ・スプリングバンク」を冬休みにして、常連のお客様や乗鞍ローカル
の皆様にご迷惑をお掛けして、周りの人達にも多大な迷惑を掛けてでも
夢の斜面へ自分達のシェプールを描くために、抱いた夢を掴みとるために、
今回僕達は羽田から北極圏であるノルウェーへと飛び立ったのだった・・・。


今回のチケットは、超円安の時期なので、僕達も超格安航空券を選んだ。
それがこの旅の最初で最大の失敗だったのかも知れない・・・。乗り継ぎが
4回で、羽田→北京→ロンドンLHR→ロンドンLGW→オスロ→トロムソと
もうトンデモ無いぐらいの時間がかかる乗り継ぎチケットだったのだ・・・。
コレに僕達は耐えられるのか?!・・・。


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早朝のフライトだったので、前日の夜から東京・羽田空港に入り、一夜を
羽田空港で過ごし、今回はチャイナ・エアの早朝のフライトで最初の経由
地である北京へと飛んだのだった・・・・。

今回の懸念は、使った航空会社が中国の「チャイナ・エア」で中国経由だと
言うコトだった・・・。中国には、やはり僕達もあまり良いイメージは無く、
中国を経由するにもいろいろと面倒な手続きやシチュエーションがある
らしいのだが・・・、どうなるのか?!・・・。


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羽田→北京は、とってもスムーズに行った。「チャイナ・エア」の飛行機や
サービスにも懸念があったのだが、これは全くの杞憂でチャイナ・エアの
サービスはとても良かった。そして、画像の北京空港に到着してからの
トランジットも、事前にネットで調べていたような中国ならではの難しく
面倒な手続きは意外と快適にスルーしていったのであった。僕の勝手な
ステレオタイプだったのかな?・・・。


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そして、ほんの少しだけ遅延して北京→ロンドンへと飛び立っていった。
次のロンドン到着が、この旅の核心部分になるハズのトランジットなので
ある!!・・・。10時間半のエコノミーでの飛行をこなしてロンドンへ、、、
さあ、どうなるか!?・・・。

チャイナ・エアの機内ビールは、「燕京啤酒」だ。このビールは北京の会社
のビールで、1980年創業の総合飲料メーカーである。「燕京」とは北京の
古い呼び名らしく、北京市内のビールはだいたいコレらしい・・・。しかし
中国以外の国では販売されていないので、このビールは中国国内かこの
ような機内でしか飲めないらしい・・・。味は、僕個人的にはアメリカン
ラガーと同じ感じで、普通のビールの味だった。


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ロンドン・ヒースローに到着して、事前に飛行機の前方面で待機しておいて
飛行機が到着してドアが開くと一気にダッシュっ!! 長い長いヒースロー
空港の廊下を500m以上も息が切れるまでダッシュした・・・。ロンドンでの
トランジットに、問題があったのだ!・・・。そして一番乗りでパスポートの
チェックに滑り込み、入国審査を瞬間でこなすっ! そして、バギッジに
来るまではかなり短時間で順調に来れたに、バギッジで僕たちのバッグが
なかなか出てこなかったのであった!・・・。もうこればっかりはどうしょう
も無い・・・。致命的に時間が流れていったのであった・・・。


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ロンドンのトランジット乗り継ぎでは、ヒースロー着→ガトウィック発
となっていたのだった!!・・・。ガトウィック空港に到着したが、もう
遅い時間なので周りはガラ~ンとしていて人もいなくて、これには僕達
でも茫然自失だったのであった!!・・・・。


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大トラブル発生で、ガトウィック空港内で次の早朝まで一晩を徹夜で
過ごした・・・。ココが一番の核心部分なのであった~。荷物があるので
2人共寝るワケにはいかず、ウトウトしながらも1人が荷物番、1人が
仮眠という形を交代でしながら過ごしていった・・・。


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ロンドンの早朝便でガトウィックから→オスロへ到着。そしてオスロでも
一晩を過ごすことになる!!・・・。もう日本を出発してから3日間ぐらいも
掛かっているのに、未だに目的地トロムソに辿り着かないのだぁ・・・。いや、
もう、本当に遠いなぁ・・・。


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オスロ→トロムソも超早朝便。まだ暗い早朝に雨が降っていた!!・・・。
ノルウェーに到着しているのに、暖かくて雪にならずに雨だったのだ。
これにはちょっとビックリというか、残念というか、期待していたのに
裏切られた感じというか、日本よりもかなり北の大地なのに、雨という
のは、哀しかった・・・。

ネットでみると、乗鞍高原は豪雪に見舞われていたらしい!!・・・。
もう歯軋りというか、怒りというか、情けなくなっていたのであった。


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しかし!、雨のオスロを出発してトロムソへ雲の中を飛んでいたのだが、
ロフォーテン諸島の上を通るときだけ、一気に雲が晴れて、ロフォーテン
諸島の上空からの景色が見れたのだった~!! 
美しい!、美しすぎるっ!!
まだ僕達は現地に辿り着いていないのだが、ココから見える景色だけでも、
まさに!絶景なのであった!!・・・。あそこまで滑りに行くんだ!という、
湧き上がる想いがまたさらに強くなっていったのであった・・・。


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そして!、オスロ→トロムソの2時間程の最後のフライトをこなして、
3日3晩以上もかかって、やっと目的にトロムソに到着する事が出来た
のであった~!! ココまでだけでも、もう!メチャクチャ疲れた・・・。

が、しかし!!・・・、、、
これだけでは済まなかったのである。大トラブルの上にさらに激的な
トラブルが発生してしまうのである!・・・。何と!、スキーが届かない
のだ!!・・・。その上、パートナーであるKM君にも大トラブルが発生
してしまうのだった!! ちょっとブログでは公になってしまうので、
ココでは書けないほどの大トラブルだ・・・。まだBCスキー遠征は何も
始まってはいないのに、これだけのトラブルの上にさらに大トラブル
が重なるなんて!・・・・。神は僕達の事を見捨てたのか?と思うぐらい、
過酷なトラブルで、もうどうしょうも無いぐらいに破綻してしまって
いたのであった・・・。僕がこの30年間で約20回程もの海外旅行をして
きている経験の中でも、こんな事は今までで無かったぐらいのトラブル
なのであった~・・・。

なので、せっかくトロムソに到着したのにスグにスキー遠征に行く事が
出来なくなったので、とりあえずトロムソ市内をウロついていたので
あった・・・。だから、次の「ノルウェーBCスキー遠征」のブログ記事では、
とりあえず先にトロムソのことを書こうと思う・・・。

続くっ!!・・・・



by springbk2 | 2024-03-27 07:01 | アウトドア | Comments(0)