ノルウェー遠征BCスキーツアー！ (トレッキング篇)

ノルウェー、ロフォーテン諸島で数本のスキー滑走が出来た僕たちは、さらにロフォーテン諸島の奥へと車を走らせていって、ヴォーガン島、ヴェストヴォーゴイ島、フラックスタッド島、そして最果ての島であるモスケネス島まで行き着いたのだった･･･。ここには、｢レイネ｣というとても小さな町がある。ここは、｢死ぬまでに見るべき世界の絶景｣や、｢まるでアルプスの山々の山頂を切り取って海に浮かべたような絶景｣と言われているロフォーテンの中でも最も美しい！と言われる景色があるらしいのだった！！
そのレイネの集落は、小さな小さな島を車1台しか通れない程の小さな

橋で繋いで作られている。文字通り、海に浮かぶ集落なのだ。そして、

その絶景中の絶景をさらに｢レイネ･ブリンゲン｣という山の上から見下ろ

せるトレッキング道があるというのだ！ なので僕達は、やはりここまで

来たからにはその絶景を絶対に見たいと思って、｢レイネ･ブリンゲン｣の

トレッキングをしてきたのであった～。

この日はレイネでの朝焼け＆ご来光から始まった！！　ご来光も海から

浮かんでくるオレンジ色の光で、また感動的だった！！

これがロフォーテンで最も美しい！と言われるレイネの景色である！

海と山のレイアウト、ロルブーと言うコテージ(宿泊用のバンガロー

みたいな建物)が並ぶ感じ、海から断崖絶壁な程に切り立つ山々など、

ここから見る景色は、まさに完成されていた。

｢レイネ･ブリンゲン｣のトレッキングの看板。このトンネルの向こう側に

登山口があったのだが、僕達はなかなか見つけられずに、少し探した･･･。

全部で1.4kmしかないのか？！　簡単じゃないか～、と、この時僕達は

勘違いしたのであった･･･。

レイネの絶景をバックに、｢レイネ･ブリンゲン｣のトレッキング道の

登山口を探しながら、車道の道路をトンネルの向こう側まで歩いて

いった。

登山口からはこのような階段が伸びていた。階段は全部で1566段らしい。

山頂は見えている。標高は488m。普通の人なら2時間ぐらいらしいのだ。

僕達はどれぐらいで登れるのか？！　ちょっと雪があるので、どうなる

のか？？･･･。いざ、スタートだ～。

｢レイネ･ブリンゲン｣のトレッキング道の階段は、超急斜面だった！

1kmぐらいしかないのに、標高が488mも上るのだ！！そりゃメチャ

急だろう････。滑ったりコケたりしたら、海まで真っ逆さま！という

感じだった～･･･。

そして最後の1/4ぐらいは約40°ぐらいの雪の斜面になってしまった。

僕達は硬い雪の斜面にステップを蹴りこんで登っていったのであった。

･･･････。　　(良い安全ハイカーは絶対にマネしないで下さい～･･･)

そして、約40分ぐらいで、｢レイネ･ブリンゲン｣の山頂に到着だ～！！

｢レイネ･ブリンゲン｣の山頂は、雪があってナイフリッジの切り立った

山頂だったので、自分を入れて景色の写真は撮ることは出来なかった

のだった･･･。何だか分からない写真になってしまった･･･。

山頂からの｢レイネ｣の絶景だ！！｢地球上最も美しい絶景｣と言われる

この景色を見に来るだけの人もいるぐらいらしい！！･･･。　確かに

凄まじい程の美しさ、僕達も息を飲む程の絶景だった！！　レイネの

町から見るのとはまた違い、｢レイネ･ブリンゲン｣の山頂からのこの

景色は、本当に感動的だった！！

少し右側へと移って見ると、海の向こうの方までロフォーテン諸島の

山々が続いているのが分かる。そして、レイネの集落が小さな島々の

集まりで橋と橋で繋がっているのも良く分かる･･･。そしてレイネの

集落の中にはサッカー場もあるのが見えた！　

そして、｢レイネ･ブリンゲン｣の山頂の最奥部から見ると、レイネの

山、集落の少し上には、池というか湖があるのも見えたのだった･･･。

でも凍っていて雪で真っ白だった･･･。

この｢レイネ･ブリンゲン｣の山頂からの絶景は、あのディズニーの映画

｢アナと雪の女王｣の景色にも使われたらしいのだ！･･･。それぐらいに

絶景だというコトか？！･･･。

岩山にホールド1つでしがみついて、何とか自分達も入れて写真撮影を

してみた･･･。でもコレが限界だった。1つ間違えば海まで滑落という

状態で撮影するのは、困難であった･･･。

そして、しばらく｢レイネ･ブリンゲン｣の山頂からの絶景を楽しんだ後

僕達は雪に覆われた約40°の斜面を、普通の靴だけで下っていったの

だった！･･･。もちろん僕達もメッチャ怖かったのだが、慎重に1歩

ずつ確実に下っていったのであった～･･･。

(良い子は絶対にマネしないで下さいね～･･･)

そしてまた僕達は、登ってスキー滑走出来そうな山を探しながら

ロフォーテン諸島を彷徨い走っていったのであった～･･･。

さらにスキー滑走篇、続くっ！！