乗鞍高原に水芭蕉のシーズン到来～❣️

のりくら高原の春が着々と進行しています！
そして、毎年恒例の作業である 一の瀬水芭蕉観賞コースの案内看板の設置に行ってきました〜🏃‍♀️ 　4月19日金曜日の様子をご紹介します。
スタートはココ。一の瀬駐車場にある小梨の径の入り口になります。
赤矢印の看板が観賞コースの案内です。ココから、奥の水芭蕉観賞
ポイントを巡って １周４.６km 2時間ほど のコースになります。
（観光センターから歩きたい方は、三角屋根のトレイルヘッドから
スタートすると ココに辿り着きます。その場合は、往復で＋１時間ほど足していただく目安になります。）

最初の水芭蕉ポイントとしては、キャンプ場跡地の先にある 湿地帯の
エリアです。鉄分を含んだ土壌が赤茶色になっていて、そこに真っ白
な水芭蕉が咲く光景が素敵です。
ここは以前から木道が損壊していたので、現在は応急処置として工事現場用のパイプなどで補強されています。足元に注意して通過してくださいね😉（この画像は HPの「泊まって飲むならココ！」でもご紹介している
「ペンションありす」さんからお借りしました）

そして、その先にある女小屋の森はこのコース最大の観賞ポイント
ですが.....、作業の日にはまだ殆ど開花していませんでした😢
この上の画像は、過去のGW頃に撮影したものです。こ〜んな風に
森の中に小川が流れ、水芭蕉がたくさん開花している様子を間近にご覧いただけます。

針葉樹に囲まれて冷気が漂い、他よりも少し開花が遅くなります。
今回の様子だと、GW中にピークを迎えるのではないでしょうか？
ちょうどお客様がたくさんいらっしゃる時に合わせたように見頃
になりそうで嬉しいです。

可愛いショウジョウバカマもチラホラと咲き始めていましたが、
まだまだこれからがピークです。

女小屋の森からさらにコースを進むと、広々とした草原に出ます。
「わらび平」です。晴れていれば、乗鞍岳がドッカ〜んと見える
絶好のビューポイントです。
残雪の春は特に美しいな〜と地元のみんなが好きな場所です。

その「わらび平」の横にあるのが、「オソメジッケ」という水芭蕉が
たくさん咲くエリアです。　水芭蕉観賞ポイントとして、森の中が見えるように藪払いをした場所を設けてあるので、ココから覗いて
見てください。

この日は、まだほんの数株が小さく開花したばかりでした。
ゴールデンウィーク中に見頃になるといいですね～。

「オソメジッケ」の中は、土地の所有者により 昨年から侵入禁止の措置がとられています。水芭蕉を見るために、ぬかるんだ湿地帯を人が歩くことによって水芭蕉などの植生に影響があると判断したためです。
しばらく年数を経て、回復するよう期待しています。ということで、ロープを超えて侵入しないよう ご協力をお願いします。

「わらび平」からは、コースを進むと「オソメ池｣｢どじょう池」などを
経由してスタート地点に戻ります。各ポイントで少しずつタイミングを
ズラしながら水芭蕉が咲いていますので、どこかしらでピークの情景を
楽しむことが出来そうです。
ぜひトレッキングシューズを履いて、ぐるりと一の瀬を１周してください！
(＊今のところ歩く道には殆ど残雪もなく、水たまりやヒドイぬかるみも
　ありませんでしたが、雨が降ると多少状況が変わるかもしれません。）

そして、水芭蕉トレッキングの後は、｢カフェ･スプリングバンク｣にてコーヒーやケーキで休憩をどうぞ～。ご来店お待ちしています～～！！よろしくお願いします～～。