ノルウェー遠征BCスキーツアー！ (番外篇①)

今回は僕たちのノルウェー遠征BCスキーツアー中の、現地での事情を｢番外編①｣として書きたいと思います～。
最初は、僕たちの移動式家であるキャンピングカーの事です！･･･。

僕達は、約3週間もの間ず～～っとこのキャンピングカーで過ごして

いました。車のベースはフォルクスワーゲンのトランスポーターです。

この車は日本国内販売はありません。ハイエースより少し大きいぐらい

の車でした。

円安の影響もあり、ノルウェーでは物価がメチャ高かったのですが、

ガソリンがメチャクチャ高かったです！！　大体１L＝330円ぐらい

もするのです！！　なので、ちょっと30Lぐらい入れるともう1万円

程もしちゃうのです！！･･･。これには、ちょっとビックリだったの

でした。そして、ガソリンスタンドは1日に何度も値段が変わります。

タイミングが悪ければ1日に1L＝6NOKも違うという事もあるのです！

ノルウェーでの某日、僕達が安い！と思って18.5NOKでガソリンを

入れた後にスーパーで買い物をして、出てきた時には24.8NOKにも

なっていたという事もありました！！　30分で、1L＝6.5NOKも違う

ので、円に換算すると1Lで＝94円も変わってしまうのです！！ どの

タイミングで値段が上るのか下がるのかさえも分かりませんでした。

ガソリンの価格は、まるでロシアンルーレットのようでした･･･。

コチラは、キャンピングカーの後ろの室内です～。後ろ半分は高台に

なっていてベッドになっていました。一応、布団と枕はありましたが、

北極圏の冬なので僕達は自分のシュラフで寝ていました･･･。寝るのは

快適でした～。

夕食は、だいたいこんな感じでした。ベッドの手前に折りたたみ式の

テーブルがあって、そこで食べていました･･･。

夕食のメニューはほぼシチューです。①お湯を沸かして、→②その中に

あまり煮ないでも食べられる具材を入れ、→③日本から持っていった

カレーやビーフシチューのルウを2カケラぐらい入れて味付け。それで

出来上がりです。具材はミックスベジタブルや、即席ヌードル、トマト

やジャガイモなどの野菜でした。そのシチューにパンを付けて、一緒に

食べるのです～。毎晩寒いので、やはりシチューなどの暖かいモノが

美味しかったです～～。

運転席～助手席は、こんな感じでした･･･。小物を置いておくスペース

があまり無かったので、全部運転席のフロントに集中していました･･･。

それから、乾かしたいモノもフロントに置いていたので、いつもゴチャ

ゴチャになって散らかっていましたね･･･。このまま運転しても大丈夫

かな～とか思いながら運転してましたww

ノルウェー、トロムソ～ロフォーテンでの食料品の買出しに行っていた

スーパーマーケットは、｢EURO SPAR｣でした。

｢SPUR｣は日本でもコンビニの形態でありますが、ノルウェー国内では

大きなスーパーマーケットになっていました。他にも、｢エキサイト｣と

言うスーパーやKiWiというスーパーもありましたが、｢EURO SPAR｣が

一番安い目でした～･･･。

ビールの品揃えは、スゴかったです！！　そしてお値段もスゴかった

です～･･･。一番安いビールでも25NOK＝360円ぐらいです！　少し

良いビール、エールやIPAなどは１缶＝1000円ぐらいもしました！！

今回のノルウェーでは、劇的な円安も影響しての物価高だったのですが、

ヨーロッパ圏内だけでもノルウェーや北欧は物価が高いみたいです･･･。

前回も書きましたが、マクドナルドのハンバーガー､ポテト､ドリンクの

セットで￥2450－程もしました！！　ドーナツ１つでも250円ぐらい、

コーラやレッドブル1缶(250ml)でも400円ぐらいもしました！！･･･。

ガソリンも食料も泣きそうな程高かったですぅ･･･。

ノルウェーのスーパーマーケットでのペットボトルやビンのリサイクル

がスゴかったです～！！

大体のスーパーマーケットの入口には、このようなリサイクルの機械が

あって、ペットボトルでもビンでもアルミ缶でも突っ込めば、自動的に

機械が感知して選別されます。そして入れたモノによってデポジットが

返って来るシステムになっているのです。デポジットはモノを買う時に

先に取られているので、みんなこの機械に突っ込んでリサイクルして→

デポジットのお金を返却して貰ってからまた買い物をするのです～。

コレはとっても良いシステムだと思いました！！日本でもこういうのが

普及すればイイのになぁ～と思いました。

コチラは、｢AVALANCHE WARNING｣のサイトの情報です。直訳すると

｢雪崩の情報｣です。これは、スキー場やスキーショップにあるのでは無く

普通に上記のスーパーマーケットや空港や、バスの宣伝ビラとして貼って

ありました。　僕達は｢え？、何で普通のスーパーマーケットに雪崩情報

のサイトの広告があるの？？｣と思いましたが、それだけノルウェーでは

社会の中にバックカントリースキーも浸透している、そして認識されて

いるのだと思いました･･･。コレも凄いな～と思いました。

登山口であるトレイルヘッドにも、上記の雪崩情報のQRコードと、

ビーコンチェッカーがありました(varsom.no)。 ノルウェーでは、

社会的に雪崩事故を防ぐという意識があるのだと感じました･･･。

これは夏道の登山口らしいですが、厳冬期も同じルートで入山して

いくバックカントリースキーのルートになっている所が多いので、

このような雪崩情報の看板が見かけられました。

番外編は、その②へと続く～！！