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梓水神社の例祭が行われました~!

昨日の9月10日は、梓水神社の例祭というお祭りが行われました・・・。
なので、僕も久しぶりにちょっとだけ見に行ってきました~。

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この「梓水神社」は、乗鞍高原にあるとても古くて由緒ある神社です!
およそ1150年程も前の貞観9年(867年)に書かれた日本の初期の頃の
書物である「日本三代実録」には、この乗鞍高原の場所に「梓川神社」が
あり、「従五位下」という「位」を朝廷から授かったという記録があるの
です! 1150年程前というと、長野県内では「穂高神社」、「戸隠神社」
「諏訪大社」ぐらいしか無く、それほど太古の昔からある歴史ある神社
なのです!! 乗鞍高原は、平成の大合併で松本市に合併する以前は
安曇村でした。なので安曇郡である白馬から~大町~安曇野~松本市
の地域は、日本で最初に国を創ったとされている安曇族の痕跡が残る
場所なのです。この「梓水神社」も、命の水である水源地に水の神様を
祀るという意味で、乗鞍高原のこの場所に建てられたのではないか?
という推論があるのです~。

前日の9月9日には宵祭があり、御神輿が乗鞍高原を回って行きます。
そして昨日の本祭では、お祭りというか、儀式のようなモノが行われ
ました・・・。最初に、宮司さん達や地元の小学生がなる巫女さん達で
記念撮影が行われていました!


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そして、その後拝殿内に氏子さんたちや地元の皆さんが集まってきて、
儀式が始まりました!!

僕は乗鞍高原で生まれ育っていなくて外から移り住んできた人なので
この梓水神社のお祭りがどうやって行われるのか全く分かりません・・・。
でも、とても荘厳で格式の高い感じのお祭りでした!・・・。


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まず最初に、氏子さんの方々がお祓いを受けます・・・。
その後、本殿に向かって祈祷をしていかれていました。


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そして次に、氏子さんの方々が、お供物を供える儀式的なようなモノが
行われました・・・。それぞれに手渡しでバケツリレーのようにお供物を
祭壇に供えていかれるのです・・・。その後、また祈祷がありました。


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そして最後は、地元の小学生の女の子の巫女さん4人による、「舞」が
ありました!! これがまた、ヒラヒラと踊るような「舞」ではなくて、
何だかとてもゆ~っくりと優雅に動いていく舞踏ような「舞」でした・・・。


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このお祭りの最後に行われた地元乗鞍高原の小学生の女の子の巫女さん
4人の「舞」が、何だかとても荘厳な雰囲気で、とても感動的でした!・・・。
約10分間ぐらいゆ~っくりと舞っていたと思います。この「舞」には一体
どんな意味合いがあるのでしょうか?!・・・、僕はその事ばっかりが気に
なってしょうがなかったのでした・・・。

僕は、前回も1度だけこの梓水神社の例祭を見に行った事があるのですが、
この「舞」までは見ていなくて先に帰ってしまっていたのです・・・。でも今回
この「舞」を見る事が出来て、本当に良かったと思いました。やはりお祭り
的なイベントは、ラストがメインイベントなんですね~・・・。


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僕は、前回は宵祭しか見に行っていなかったので、今回は本祭を見れて
良かったです! 本祭の儀式も舞も、僕が考えていたよりもかなり荘厳
な雰囲気で、ちょっとビックリだったのでした・・・。

毎年この「梓水神社」の例祭は、曜日に関係なく9月9日~10日に行われて
います。この9月10日という日にちには、何か意味があるのでしょうか?
そして、同じ安曇族が建立したとされる「穂高神社」のお祭りも9月後半。
穂高神社のお祭りは、昔は海人族だった安曇族のお祭りなので「お船祭り」。
お船を池に浮かべたり、境内でお船を神輿にして担いだりするのです・・・。
しかし、この「梓水神社」の例祭では船は出てきませんが、隣に「お池」が
あり、お池の真ん中には龍神様の心臓と言われている祠がありますね!・・・。
どこかで何かが繋がっているのでしょうか?!・・・。謎がさらに謎を呼ぶ
「梓水神社」の荘厳な例祭だったのでした~・・・。


今年のお祭りは終わりですが、「梓水神社」にはいつでもお参り出来ます。
「安曇族」の謎も多い乗鞍高原へ、歴史の探索をしに来て下さい~~。
そして「カフェ・スプリングバンク」へのご来店もお待ちしています~!!
よろしくお願いします~~。



by springbk2 | 2024-09-11 07:01 | 歴史探索 | Comments(0)