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長野県産塩尻のワインが入荷してます・・・。

今回はワインの記事ですが、「安旨ワイン探検隊」ではありません・・・。
お店で仕入れた、地元長野県産のワインです~。

いにしぇの里葡萄酒、文殊の知恵」、2023年です~!!
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このワインは、長野県塩尻市内から南の辰野に抜ける国道153号線を
上がったトコロにある「北小野地区」で造られるワインです。この小野
地区という所は、伊那や辰野と塩尻を隔てる「善知鳥峠」のある場所で、
昔から歴史のある場所であり、分水嶺となっていて、ここから南側は
太平洋から塩が届き、ここから北側の塩尻は日本海から千國街道で塩
が運ばれた分かれ目なのです。(だから塩の尻という地名がついている
のです!) そして標高が850mあり、塩尻産のワインで一番高い場所の
ブドウ畑らしいです~。

造り手は、この北小野地区で生まれ育った「稲垣雅洋」さんです。彼は
「ブラッスリー ので Vin」というレストランを経営されている料理人で、
地元長野県産の食材の料理を提供して地元長野県産のワインを中心に
取り揃えていたお店だったのですが、その後、今では超有名になった
「城戸ワイン」の醸造をお手伝いした事から自分自身でワインを造って
みたいと思い、実家の北小野地区にある畑でワイン用のブドウを育て
始めました。そして、2014年に塩尻市が「塩尻ワイン大学」を開講し、
稲垣さんは第一期生となり、4年間の受講を通して、ブドウ栽培から
醸造までを学んでいかれたのでした・・・。それから、自分で北小野の
畑で造ったブドウを使って、2016年にあの!「ヴォータノ・ワイン」で
メルローを委託醸造で初めての醸造をします! 2017年には塩尻市の
ワイン特区制度を活用した第一号ワイナリーとして自分のワイナリー
いにしぇの里葡萄酒」を設立していったのでした!! そして今年の
リリースの2022年と2023年ヴィンテージが日本ワインコンクールで
金賞・銀賞を受賞!!毎年どんどん素晴らしいワインへとなっていって
ます~~!!

この「いにしぇの里葡萄酒」という名前は、フランス語の「Initie(イニシェ)」
=「始まり」という意味を持つ単語と、古代を表す日本語の「古=いにしえ」
を掛け合わせてあるようです~~。



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この2023年ヴィンテージの「文殊の知恵」というワインは、メルロー80%、
ブラッククイーン12%、カベルネ・フラン8%のアッサンブラージュです。
ステンレスタンクの発酵、古樽で約10ヶ月間の熟成がなされています~。

最近は、長野県産のワインは本当に手に入りにくくなりました。今回は
金賞を受賞されたから仕入れたワケではありませんが、飲みたいという
お客様があったので数本だけ仕入れてみました・・・。もし、このブログを
見て飲んで見たい!という方がありましたら、お急ぎください~。

「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちしています~!!
よろしくお願いします~~。




by springbk2 | 2024-12-16 07:01 | お店のお酒のご紹介 | Comments(0)