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白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)

白馬鑓ヶ岳~鑓温泉バックカントリースキー~!!
昨日の(登攀編)からの続きで、スキー滑走&温泉編です~~。

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スキー滑走の前に、やはり白馬鑓ヶ岳の山頂からの絶景の山岳景色を
皆さんへお届けしたいと思います~~。

コチラは、白馬鑓ヶ岳山頂から南向きの景色です~。左に伸びている
尾根は、唐松岳へ延びる八方尾根ですね。一番右に尖って聳えている
のが劔岳です!!僕の頭の上に槍ヶ岳も見えていましたが、この写真
ではちょっと分かりませんね・・・。とにかく、雲ひとつ無い完璧な紺碧
の快晴で、宇宙を感じるぐらいの濃紺な青空だったのでしたー!!


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11022026.jpg
コチラは、白馬鑓ヶ岳から北向きの景色です~。真ん中に一際尖って
聳えているのが白馬岳です。ちょっと分かりにくいのですが、その少し
右下に尖っているのが、杓子岳ですね~。白馬鑓ヶ岳の山頂から見ると、
どちらもメチャクチャ尖っていて、その右側の斜面を僕達は昔むかしに
白馬2号雪渓や杓子岳東壁どちらも滑っているのですが、スキーでなんて
滑れないぐらいの絶壁に見えますね・・・。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11022212.jpg
そして、劔岳のアップです~~!! 白馬側から見ると、劔岳はメッチャ
綺麗な三角形に尖って見えます。メッチャカッコイイですね~~。劔岳も
池の谷や三の窓など、まだまだ行きたいラインはいっぱいありますね・・・。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11022956.jpg
そして、白馬鑓ヶ岳の山頂から少し下ってスキーをデポした地点まで
下り戻って、スキーからシールを剥がし、ブーツのバックルを締めて
ゴーグルをセット!・・・、紺碧の空を見上げて深く息を吸い込んで、
ドロップ・イン~!!
今回は、まず最初に僕のスキー滑走からです~~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_21325262.jpg
前日の降雪で山頂付近では新雪が15~20cmぐらい積もっていました。
その下はガリガリの氷のような雪だったので斜面の雪が不安定な感じ
でしたが、柔らかい雪質だったのでグイグイとターンが決まっていき、
広大な大斜面を超大回りで思いっきり滑っていっちゃったのでした~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11024176.jpg
その後、若者KM君のスキー滑走です!! 彼も僕よりも向こう側へと
滑り込んで行きました・・・。しかし!、画像の下ぐらいのトコロで斜面
がスラフと共に大きく崩れていって、思ったよりも大きな雪崩となって
流れていきました!!・・・。僕が「雪崩ー!!雪崩れたー!!」と大声で
呼びかけると、KM君は気が付いて、ターンしながら雪崩を回避して
行ってくれました~・・・。あぁ、巻き込まれなくて良かったですぅ~~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11024419.jpg
その後、少し斜度が落ち着いてきてから、KM君も大回り高速ターンで
スピードに乗せてドッカ~~ンと滑っていってくれたのでした~!!

この白馬鑓ヶ岳の南西稜の超広大な大斜面は、本当にスゴい大斜面なの
です!! こんなに広い山の斜面はなかなかありません。僕達が行った
時は前日の降雪があり結構フラットなバーンで、最高でした~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11024896.jpg
それでも、少しストップ雪だったので、大回り高速ターンをしている
最中でもず~~っと引っかかるのに耐えながら滑っていたので、登り
の段階でかなり疲労が溜まっていたフトモモさんが、さらにMPP状態
になってしまいましたぁ・・・。スキー滑走なのに、メチャ疲れました・・・。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_21543337.jpg
そして!、お待ちかね!、温泉タイムです~~!!

「白馬鑓温泉」は、文字通り雲上の楽園のような温泉なのです! まるで
プールのような広い湯舟で、辺りは何も無く、雪の斜面があるだけです。
そして、標高2000mぐらいなので、周りの景色が雪山ばかりの絶景!!
素晴らしい眺めと雪の中、温泉に浸れるのです~~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11030183.jpg
でも、今回僕達が行った時は、お湯の温度がちょっと高すぎて、熱くて
ずっとは浸かっていられないぐらいでした・・・。なので、雪の塊を抱いて
入ったりしていました~・・・。温泉は天然のモノなので、毎日毎回温度が
違うみたいですね~・・・。それでも僕は、ノンアルコールビールを持って
いってたので、ノンアルビールを片手に入ってました~。あぁ、これぞ
楽園ですね~~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11030839.jpg
白馬鑓温泉に浸った後は、また来た道を帰っていかなければなりません。
白馬鑓温泉から→杓子沢のボトムまではパーティーランで、3人一緒に
滑っていき、そこからまたスキーにシールを張って小日向山のコルへと
登っていきました・・・。

この、最後の少しの登りが、メチャクチャシンドかったです!!・・・。
もうすでにフトモモさんはお亡くなりになっていて、とっても重くて
なかなか足が前に出ません。それでもこれを登らないと帰れないので、
少しずつ足を引きずるようにして、何とか頑張りました~・・・。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11031037.jpg
そして!小日向山のコルに到着!! 帰って来る事が出来ました~~。
バックには、さっきまで居た白馬鑓ヶ岳が、また一段と美しく見えて
いたのでした~。

ここまで来てやっと僕達の心の中に、もうこれ以上登らないでもイイんだ、
これで帰れるんだ!という安堵感が広がってきていました。そして最後に
コルから→猿倉へと滑り込んでいったのでした~~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11031498.jpg
最後のスキー画像は、Ysさんです~!! 白馬鑓ヶ岳の斜面では一緒に
滑れなかったので、ここでYsさんの渾身のテレマークスキー画像を載せ
たいと思います~。縦ミゾがバリバリな斜面なのにも関わらず、豪快な
テレマークターンを決めて滑っていくYsさん、本当に尊敬しますね~。
バックには白馬岳~小蓮華山も最後までキレイに見えていました~~。


白馬鑓温泉バックカントリースキー!(スキー&温泉編)_a0353718_11031657.jpg
そして!、やっとこさ猿倉まで帰ってきました~。後はもうスキーギア
一式をバックパックに取り付けて、自転車に跨って重力に任せるだけ
です~~。最後も、猿倉林道を自転車ダウンヒルでグングン~と走って
帰っていきました~! 行きの自転車の登りはヘロヘロだったのですが、
帰りの高速ダウンヒルは爽快&快適でした~~。

二股に帰り着いたのは、午後3時過ぎ・・・。全部で行動時間が約11時間の
温泉ツアーだったのでした~・・・。


コレでチーム・スプリングバンクも、ゴールデンウィークの鬱憤を晴らせた
のでした~。後は、乗鞍岳 春山バックカントリースキーや、夏の大雪渓の
コブコブスキーを楽しみますかね~。乗鞍高原へスキーしに来たら、こんな
「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちしています~!! 
よろしくお願いします~~。




by springbk2 | 2025-05-13 07:01 | アウトドア | Comments(0)