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今回は、「カフェ・スプリングバンク」の在庫の定番であるダークラムの
ご案内です~~。

エルドラド、15年」です~!!
定番のラム酒のご案内です~。_a0353718_19134025.jpg
ラム酒は、サトウキビを原料にした蒸留酒です。カリブ海に浮かぶ島々
で主に生産されています。現在は世界中でも生産されています・・・。

「エルドラド」は、南米大陸にあるガイアナ共和国に流れるデメララ川の
河口付近にある「ダイヤモンド蒸留所」で造られているイギリス系のラム
の代表的な銘柄です。現在はデメララ・ディスティラーズ社所有です・・・。

ダイヤモンド蒸留所」は、デメララ ラムの歴史そのままです! ガイアナ
共和国は、1650年代にオランダ人が入植してサトウキビがもたらされて、
デメララ川流域に水路が整備され、周辺で砂糖のプランテーションが発展
して、その後の1670年代にイギリス人が入って来て蒸留技術を導入して、
本格的なラム酒の蒸留が始まったのでした。「デメララ・ディスティラーズ」
社の創業は1670年です。それからデメララ川沿岸部には、約300を超える
蒸留所が稼働していき、この辺りで製造されたラム酒は「デメララ ラム」と
呼ばれてイギリス海軍などで配給されたり取引されていったらしいです!
その時代の「デメララ ラム」は、プランテーションごとに識別されており、
PM=「ポートモラント」、ICBU=「アイフロット」、などマーキングされて
いました。その後ラム酒の蒸留所は統廃合が繰り返されて、最後に残って
現在デメララ川で唯一稼働しているのが、この「ダイヤモンド蒸留所」なの
です! 閉鎖された蒸留所のポットスチルがこの「ダイヤモンド蒸留所」に
集められて、現在は10つのスチルが稼働してラム酒を製造しています・・・。
元々の「ダイヤモンド蒸留所」のポットスチルの他に
【ポートモラント】=ダブル・ウッデン・ポットスチル。ポートモラント
 蒸留所に1732年に導入された珍しい2連タイプのポットスチルです。
 ボディは木製、ヘッドは銅製みたいです・・・。。
【ヴェルサイユ】1800年代初期にヴェルサイユエステートに設置されて
 いた木製のコフィスチル。(連続蒸留器??)
【ウィットブルグ】メタル製のフレンチ・サヴァル・スチルです。(僕個人的
 には、フレンチ・サヴァル・スチルを見た事がありません・・・。)
【エンモア】1880年にエンモアエステートに設置された木製コフィスチル。
 現在稼働している木製タイプのウッデンスチルとしてはこの「エンモア」が
 唯一無二だそうです!!・・・・。
などのスチルがあるみたいです。これらの異なる蒸留器でライトタイプから
ヘヴィタイプのラム酒をいくつも造り分けていて、それらをブレンドする事
で、複雑で豊かな味わいのデメララ ラムが出来るのです~。


定番のラム酒のご案内です~。_a0353718_19134213.jpg
「エルドラド」のラベルには美しい帆船が描かれています・・・。やはり
ラム酒は海賊達の酒なんですかね~。そして「エルドラド」は、僕が
「ラム酒って、美味しいんだ!」と思った最初の銘柄だったのです!
なので「カフェ・スプリングバンク」のバックバーには、いつも在庫
を確保して置いてあったのです~~。

今まで「エルドラド」というラム酒は、輸入が安定していなくてなかなか
手に入りにくい時期もありました・・・。しかし今回「ウィスク・イー」社が
輸入代理店となったので、これからは安定して入手できるようになると
思います~。なので、この機会にぜひ!ご賞味ください~~。


ラム酒もいろいろある「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちして
います~!! よろしくお願いします~!!



# by springbk2 | 2025-05-05 07:01 | お店のお酒のご紹介 | Comments(0)

えほんの世界へ!

去年の夏に販売されました「のりくらえほん、めぶきのきせつ」の舞台
であるのりくら高原の一ノ瀬草原を歩くトレッキングのイベントが、
5月25日(日)開催されます~!! 

えほんの世界へ!_a0353718_11102282.jpg

新緑が眩しいぐらいに美しい素敵な季節に、絵本の舞台となったこの場所を実際に
歩いて巡る「のりくらのえほん トレッキング」が、今年も開催されることになりました~!

「のりくらのえほんトレッキング」
開催日時:2025年5月25日(日)
時  間:9:00 〜12:00
集合場所: 一の瀬 KURUMu前
対  象:どなたでも
参 加 費:お一人1000円 ※おにぎり付き!
小学生以下のお子様は無料!
昨年7月に出版された『のりくらのえほん めぶきのきせつ』の舞台になった一の瀬草原
の「あざみ池」を実際に一緒に歩きます🚶‍♂️

去年の春、絵本の出版をこのめぶきのきせつに間に合わせたかったのですが.....残念ながら
昨年は間に合わなかったのです。なので今年は、柔らかで輝くようなめぶきの季節に、この
絵本を片手に歩いて頂くことができるのです!!
当日は、絵本部分を描いた「さいとう まゆみ」さんが当日ご案内いたします。
お申し込みはチラシのQRコード
またはメールでお願いします。→ ehon.norikura@gmail.com


えほんの世界へ!_a0353718_13465197.jpg
そして、「のりくらえほん、原画展」が乗鞍高原ネイチャープラザで開催されています~。
絵本の政策に携わった乗鞍高原の皆さんが描いた絵本の原画、山野草などもとても
キレイに描かれています~~。


「のりくらのえほん 原画展」は、一足早く、もうすでに開催されています~!
開催場所:一の瀬草原 KURUMu(旧ネイチャープラザ)
開催期間:4月28日〜5月31日。

絵本トレッキングの際には、ぜひコチラの原画もご覧にください~!


えほんの世界へ!_a0353718_13472862.jpg
さらに、さらに!!、
「のりくらえほん 原画展」では、オリジナルポストカードも販売しています。
えほんの中の1ページや、図鑑の1ページがポストカードになりました~。
たくさんのこだわりが詰まっていて、絵本プロジェクトメンバーも
待ちきれない気持ちで仕上がりを待っていたそうです *\(^o^)/*
「のりくらのえほん めぶきのきせつ」の世界をお持ち帰りください!
この絵本の企画を運営している「のりくら絵本プロジェクト」は
instagramアカウントで情報を発信しています 「こちら


えほんの世界へ!_a0353718_13490764.jpg
そして!そして!!、「のりくらえほん トレッキング」の前日の5月24日(土)には、
「乗鞍高原 はなびりうむ」と言う、大きな花火イベントがあります~!!
ぜひ!この24日(土)~25日(日)の週末は、「のりくらえほん トレッキング」と、
「乗鞍高原 はなびりうむ」の2つのイベントを併せてお楽しみ下さい~~!!

(チケット制の花火大会なので、コチラの公式HPからチケットを購入してから
見に来て下さい!!→ 「こちら 。)


そして、「カフェ・スプリングバンク」へのご来店もお待ちしています~。
よろしくお願いします~!!



# by springbk2 | 2025-05-04 07:01 | イベント | Comments(0)

春は眠い季節なのですぅ・・・。「春眠暁を覚えず」と孟浩然さんが謳った
1300年前からもうすでに、春は眠たい季節だったのですぅ~!と言う
言い訳をしながら、スプリングバンク重役役員さん達はまたカウンター
の端っこでダラダラ~としたまんまになっていたのです。そしてその
まま今年はゴールデンウィークに突入してしまいました・・・。でも!、
このままではイカン!と言う事で、みんなで集まってミーティングを
開いて頂きました~~。

2025 春のミーティング~・・・。_a0353718_13140583.jpg
今回のミーティングも、議題はいろいろ~~~・・・・・・・・。
「GWの乗鞍高原の営業について」(お客さん来ないと→僕達のお店がヤバい)
「ジロ・ディ・イタリアが始まる!」(ストップザポガチャルは誰がするのか?)
「ゴールデンウィークは毎年遭難続出!・・・」(登山の皆さんお気をつけて~)
「給付も減税も米対策も何もしない石破はどうなの?」(僕達に投票権は無い)
「ウクライナもガザも未だに戦争終わらん」(マスター停戦交渉に行ってきて)
「トランプは未だにジャイアン的」(関税で脅してもアメリカが孤立するだけ)
どれもコレも地球規模の目が回るぐらいタイヘンな問題??・・・ですぅ・・・。
(えぇっ?!?!、、、ち、違う??!!・・・・・・・・・)
、、、、、、、、、、、、、・・・・・・・・・・・・・。。。










そんな中、スプリングバンク重役役員たちが気になるのは、やはり自然の
環境破壊や気候変動問題、そして廃プラスチック汚染の事なのでした・・・。

つい先日の5月1日(木)に、イギリスの科学誌「ネイチャー」が発表したのは、
廃プラスチックによる海洋汚染の状況調査報告でした!! それによると、
「もう海は廃プラスチックの巨大な貯蔵倉庫のようだ!」だそうです・・・・。
2025 春のミーティング~・・・。_a0353718_13264331.jpg
「ネイチャー」誌の発表によると、今までの海洋廃プラスチック汚染は
海面から50cmのトコロしか調査していなかった。「海洋研究開発機構
Shiye Zhao」は、2014年から~2024年にかけて様々な場所や深さで
調査し、世界の海の1885の記録ステーションからのデータを出した。
すると、水深30mでは5%の増加、水深100~270mでは1立方mで
1100個以上、水深2000mでは1立方mあたり600個、マリアナ海溝
水深6800mでは1立方mあたり13500個のマイクロプラスチックが
検出された、みたいです・・・。

この数字にはあまりピンと来ないのですが、専門家の方々が言うには、
「もう海は廃プラスチックの巨大な貯蔵倉庫のようだ!」だそうです!!
その微粒子程にまで小さくなったマイクロプラスチックを、魚たちが
吸い込んで体内に取り入れ、その魚を食べる僕達の身体の中に入るの
です・・・。
※ネイチャー誌や海洋プラスチック汚染の記事のリンクはコチラから。

リサイクルはもちろんですが、ゴミを出さない、使い捨てプラスチック
やペットボトルは使わないという事が大切だと思います。(ペットボトル
はリサイクルすればOKだという人が居ますが、日本のリサイクル率は、
未だに2割に到達していません。8割は他国へ輸出という形で押し付けて
しまっているのが現状みたいです・・・)


もうすでに海洋プラスチック汚染はスゴいみたいです。これからこの
海洋プラスチック汚染の現状を、人類はどうするのでしょうか?!・・・。
「カフェ・スプリングバンク」でも、なるべく廃プラスチックゴミを出さない
ように営業したり生活したりしていますが、どうしても包装などがあり、
廃プラスチックゴミが出てしまいます。僕達はそのたびに何だか愕然と
してしまいます・・・。



# by springbk2 | 2025-05-03 07:03 | イベント | Comments(0)

先日、ゴールデンウィーク前半にご来店頂いた常連のNsさんから、
少し前に販売されていて今はもうラベルも変更になっているモルト
ウイスキーをご提供頂きました~!!

ロングロウ CV」、(ブラックラベル)です~!!
スモーキーなモルトウイスキーのご案内。_a0353718_08270179.jpg
「ロングロウ」というモルトウイスキーは、スコットランド西海岸南端に
あるキャンベルタウンのスプリングバンク蒸留所内で造られる、ピート
のみを使って麦芽を乾燥させたモルトだけを原料に、2回蒸留で造られる
シングルモルトウイスキーです。「ロングロウ」は、1973年から試験的に
造られ始め、1974年から限定的に製造・販売されているスプリングバンク
のセカンドラベル的なウイスキーとしてラインナップされてきました・・・。
ひと昔前までは生産量もかなり少なくて限定品だったのですが、現在は
いろんなボトルが販売されています。

この「ロングロウ CV」のブラックラベルは、15年程前のオールドボトル
なのです~。6年モノから~14年モノぐらいの熟成年数のウイスキーを
シェリー樽やバーボン樽などいろんな樽のウイスキーをヴァッティング
して、ロングロウの個性を最大限に表現したボトルらしいです~。


スモーキーなモルトウイスキーのご案内。_a0353718_08270304.jpg
現行品は右の白いボトル、今回ご提供頂いたのは左の15年程前の黒い
ラベルです。今なら両方比べる事が出来ますよ~!! 味わいや香り
の違いはあるのか?!、この機会にぜひぜひ飲み比べて見て下さい~。


乗鞍高原にお泊りの夜は、激レアなモルトや美味しいウイスキーを
飲みに「カフェ・スプリングバンク」へご来店下さい~。ご来店お待ち
しています~!! よろしくお願いします~~。



# by springbk2 | 2025-05-02 07:03 | お店のお酒のご紹介 | Comments(0)

ゴールデンウィークも後半に入るので、気になる一の瀬草原の水芭蕉の
状況を偵察に行って来ました〜🏃

昨日4月30日の朝の最新情報をご覧ください。
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素晴しいド快晴の朝、まいめの池駐車場の奥にあるこの遊歩道入り口から
スタートして女小屋の森方向へ向かいました。

一の瀬駐車場からスタートすることもできますが、こちらの方が時間を
少し短縮できるからです。あざみ池を見なくてもいい という方は、この
選択肢もありですね。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21353485.jpg
グイグイ進んで 旧キャンプ場跡地に到着しました。ここからは乗鞍岳が
綺麗に見えます。春の水芭蕉はこの先からが観賞ポイントになります。


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旧キャンプ場を出てすぐに木道がありますが、この脇の湿地帯に毎年
綺麗に咲き揃います。今がちょうど見頃になっていました~!!

*木道は損壊していて、現在は鉄管パイプなどで補強してあります。
 この後5/19から通行止めにして改修工事が行われます。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21355183.jpg
水芭蕉の花は、木道から少し離れたエリアにたくさん咲いています。
赤茶色の土壌にさく光景は何とも言えない美しさですね✨


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真っ白な花のコントラストが美しい! 同じような光景と分かっていても、
毎年ついつい見に来てしまうお気に入りのポイントです。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21360163.jpg
その先も湿地帯に水芭蕉が咲いている区間を通り、やがて女小屋の森の
周回木道の入り口に到着します。 左右どちらから巡ってもOKです。
(木道は壊れている箇所が多数あるので、足元には要注意です👆)


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21360866.jpg
女小屋の森は針葉樹が多い森ですが、陽射しが差し込んだ時のこんな光景が
とても素敵です。一の瀬草原の中でも最後まで残雪があったココは、水芭蕉
の傷みが少なくとても綺麗な株が多いのです。
早く出てしまうと、その後の冷え込みによる霜や降雪の影響を受けて、葉や
白い仏炎苞が茶色に変色してしまうんですね。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21361463.jpg
水辺でショウジョウバカマも咲き始めていました!これから続々と
登場する春のお花です。

女小屋の森の木道を周回して戻ってもいいのですが、せっかくの好天
なので、グルリと一周します。この「水芭蕉観賞ルート」の案内看板
を読んで辿っていけば、迷わずに周回することができます。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21362343.jpg
女小屋の森から出て、さらに進むとこの広がりのある わらび平に出ます。
乗鞍岳が望める絶好のロケーションで、清々しい気分を味わえるオススメ
のビューポイントです。この看板の指す方向にオソメジッケ観賞ポイント
があるので、ぜひ覗いて見てください。

*オソメジッケは湿地帯の名称で、以前は開放されていましたが......
現在は所有者が立入禁止の措置をとっています。ぬかるみを多くの
人が歩くことで、水芭蕉の生育に影響があったためです。
植生が回復したら、いつかまた中に入れる日が来るかもしれません。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21362867.jpg
オソメジッケ観賞ポイントから見ると、水芭蕉が咲いていました。
女小屋の森と比べると 数はそれほど多くありませんでした。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21363337.jpg
広い一の瀬草原をてくてく歩いて どじょう池に戻って来ました~~。
例年だと、ここは車道や駐車場から近くて 手軽に水芭蕉を観賞できる
人気のポイントなんですが.....今年は何故かちょっと元気がありません。
水芭蕉は点在しているのですが、数が少な目で、しかも傷んでいて、
いつもの年のように綺麗な株を見つけられませんでした....。


一の瀬草原 水芭蕉情報!_a0353718_21364594.jpg
まいめの池の一段下にある偲ぶの池でも、水芭蕉の様子がちょっと例年と
違っているように感じました。
写真にはお客様が2人写っていますが、その前の水面に例年は水芭蕉が
咲きますが、今年は殆ど見当たりませんでした。左奥の方には小さな株が
出ていましたので、そちらが大きく綺麗になってくれるといいですね・・・。


こんな感じで、一の瀬草原の水芭蕉観賞ポイントとしては、女小屋の森
絶対オススメです!!
少し距離を歩きますが、ぜひ森の奥にひっそりと咲く可憐な水芭蕉たちに
会いに行ってみてください。


水芭蕉鑑賞トレッキングを楽しんだ後は、「カフェ・スプリングバンク」への
ご来店もお待ちしています~!! よろしくお願いします~~。




# by springbk2 | 2025-05-01 07:00 | お花 | Comments(0)