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4月3日でスキー場の営業も終わり、淋しさ漂う乗鞍高原・・・。
乗鞍高原の春はもう少し後なのですが、暖かくはなってきて
いるので、自転車を倉庫から出してきて乗ってみました~。

春になると・・・、自転車の季節~。@乗鞍高原。_a0353718_1364363.jpg
やっとまた自転車の季節がやってきました。 乗鞍高原は
冬は雪で辺り一面真っ白になるので、自転車に乗ることは
出来ませんが、それぞれの季節ごとにアウトドアは楽しくて、
やはり春はこれからシーズンが始まる、このロード自転車と
クライミングになります~。

春になると・・・、自転車の季節~。@乗鞍高原。_a0353718_1364962.jpg
カフェ・スプリングバンクから車道をスキー場のある鈴蘭地区
まで上がっていきます~。 今年は残雪がとても少ないので、
毎年この時期は、まだ雪に埋まっているサイクリングロードは
どうかな~?と思いつつ、ちょっと偵察にいってみました~。

「合掌」のお蕎麦屋さんの横から入って行き、毎年雪に埋まって
いる最初のヘアピンコーナーに雪が無かったので、あれ?もう
通れるのかな?と思いながら先へ進んでいくと・・・・、

春になると・・・、自転車の季節~。@乗鞍高原。_a0353718_1365458.jpg
なぜかその先が、まだ雪に埋もれていて通行出来ませんでした。
この先は陽が当り易くて例年だと融けているのですが、今年は
コッチがまだ雪だらけでした・・・。 分からないモンですね~。

春になると・・・、自転車の季節~。@乗鞍高原。_a0353718_137060.jpg
改めて県道に戻ってから、再び「いがや・レクリェーションランド」
へと上がっていきました~。 この辺りにはもう雪はありません。
車道に雪も無いので快適に上って行くことができました~。

春になると・・・、自転車の季節~。@乗鞍高原。_a0353718_137569.jpg
「一之瀬園地」にも、雪は全くありませんでした。今年は本当に
雪の少なかった冬シーズンだったと実感させられます・・・。でも
山頂方面は、去年と同じぐらいはあると思いますので、これから
の春山バックカントリースキーは、乗鞍岳BCエリアは大丈夫だと
思います!!

春になると・・・、自転車の季節~。@乗鞍高原。_a0353718_1371068.jpg
このまま鈴蘭地区までスッキリ快走~!!と思いきや、一之瀬~
鈴蘭の間で、車道にまだ雪が残っていたのでした・・・。 これも
もうあと数日で融けてしまうと思われます。 あと少しで自転車も
快適に乗れる乗鞍高原になりそうです~~。

春の乗鞍高原は、水芭蕉、雪の壁、春山バックカントリースキー、
そして自転車!、と、いろいろ忙しい季節になっていきます~!
サクラもいいですが、春の高原にも遊びに来て下さい~。そして
「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ちしています~~。
よろしくお願いします~~。
                 
                   
                 
               
                   
# by springbk2 | 2016-04-05 07:05 | 趣味の部屋 | Comments(0)

ヴァルディーズでの最初の1本目のBCスキーを大成功させた僕たち
だったが、次の日も、そのまた次の日も!ず~~~っと晴れの日が
続いていったのだった!!・・・。

次の僕たちのターゲットの山は、9年前の1回目のアラスカツアーの
時に時間切れで滑る事が出来なかった宿題のような山「オディッセイ」
という峰であった~。

「オディッセイ編ですっ!!・・・。」
「オディッセイ」・・・。この言葉を聞いて宇宙の旅を連想する
人も多いと思うのだが、まさに「オディッセイ」でのBCスキー
は、他の惑星を彷徨っているかのようなツアーだったのだ・・・。
アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_1462558.jpg
「オディッセイ」は、トンプソンパス=峠に一番近くて丸い山
なので、スキーやスノーボードに最適な斜面を持つ山だ!
なので「オディッセイ」は、いろんな人達がいろんなラインで
滑っていた!・・・。僕たちが登っていった日も、他にも数組
のパーティーが滑りに来ていた。

いつものルーティンで、明るくなってくる朝8:00頃から起きて
パンに目玉焼きとコーヒーの朝食をゆっくりと食べる。そして
キャンパーをこの画像のトンプソン・パス近くの路側帯へ移動
させて、ここからBCスキーがスタートだ。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13363477.jpg
ここまでも書いてきたが、アラスカは北極圏に近いため、太陽が
低い所を回るように動くので、午前中は10:00過ぎまで暗い感じ
なのであった。風も冷たく気温もかなり寒い。でも、これでも
まだ9年前よりは、かなり暖かかったのだ。これも地球温暖化の
影響なのだろうか?! とても考えさせられてしまう・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13374100.jpg
この日もキャンパーからスタートしてから、2時間ぐらいでコルの
ドロップポイントに到着した。 そして、向こう側に見えた景色が
もの凄い景色だったのであった!! 氷河に削られた急峻な山、
ひだのように天に向けて尖った針峰群!!、そして、どこまで深い
のか分からないぐらいの台地に走った亀裂!!・・・。 なんだか
もう、地球の景色じゃないみたいで、他の惑星にいるような気分
だった・・・・。

NJさんは、一眼レフカメラのシャッターを切りまくっていた!!・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13372824.jpg
僕の目の前に広大に聳えるのは、ヴァルディーズの象徴のような山
「BOOKS」である。 まるで本を並べた本棚のように見えることから
このような名前になったらしい・・・。 僕たちがコルに着いた時には、
雲が晴れてちょうど陽が差し込んできて幻想的な景色になり、本当に
他の惑星のような感覚になっていた・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13373460.jpg
そして、コルから裏側のバックボウル斜面へと滑り込んでいった~。
ドロップインだ!!

(真ん中をシェプールを引いて滑っているの僕が、分かりますか?)


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13374854.jpg
僕の滑りを撮影して頂いた後に、NJさんも気持ち良さそうに滑って
行かれたのであった~!! この斜面は緩やかなパウダー斜面
だったので、文字通り思いっきり気持ちよく快適に滑って行くことが
できたのであった~~。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_1338750.jpg
「オディッセイ」=(放浪の旅)と言う意味である。 そしてこの裏の
斜面のラインの名前は「ヴァーティゴ」=(めまい)なのである!・・・。

なんてピッタリな名前なんだろう!!

裏側の斜面のボトムまで滑ってくると、本当にどこか他の惑星に
いるような気分になれる程の、氷河地形の急峻な山々の景色が
目の前にドオォォ~~ン!!と広がっているのだ!! なので、
思わず、大気があって息が出来るのかを確認するために(?)、
山に向かって深呼吸をしてしまうのであった・・・。

この後、ゆっくりと休憩を兼ねてランチでブルーベリーベーグル
を頬張って食べて、地球に居るという感覚をちゃんと確かめた。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13381241.jpg
その後は、また滑ってきた斜面をコルまで登り返していった・・・。
登り返している最中にも、何度もバックの山の景色を振り返る。
さすがは「オディッセイ」という山だ!、この山から見る景色で
アラスカに来て、月面探査か宇宙旅行をしているかの気分を
味わえるとは思わなかった!・・・、と一瞬は思うのだが・・・、
しかし、足元からズッシリと引き寄せられる「重力」は、僕達の
地球のモノなのであった・・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13382791.jpg
再び稜線のコルへとたどり着く・・・。ワーシントングレイシャー側
の景色もこの「オディッセイ」から見る形が、一番近くなので美しい。
どこを見渡しても氷河いっぱいだ!!・・・。 他の惑星にも氷河
はあるのだろうか?? そして氷河に削られて尖った山もあるの
だろうか?!・・・・。アラスカでのBCスキーはそんな感じで、僕達の
妄想をも宇宙へと連れて行ってしまったのであった。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13384695.jpg
そして!、この日のラストを飾るスキーのライディングは、偶然に
見つけた、岩と岩の間の細いシュートであった!!約45°以上の
その、宇宙を感じさせてくれる「オディッセイ」のシュートへと、
ドロップ・イン!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_13385263.jpg
最初の3ターンぐらいはカリカリのアイスバーンだったので、確実に
ターンをこなして岩の間を抜けたのだが、岩のセクションを抜けると
最高の広大なパウダーバーンが広がっていき、どこまでもどこまで
落ちて行っても、まだまだパウダーが続く夢のようなスキーだった
のであった~~。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_1339726.jpg
そして、僕の後にNJさんも「オディッセイ」の夢の斜面へと旅立たれた
のであった~! どれだけ大きなターンを描いても、オディッセイでは
小さく見えてしまう・・・。それほど広大な斜面だった。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編④)_a0353718_1461228.jpg
滑り終えた後、「オディッセイ」の全景を見上げて僕達が想ったことは、
「オディッセイ」は、まさに!宇宙を感じられる程の景色が見られる山
だった!と言う事である。 ここ「オディッセイ」でのBCスキーはまさに
僕達にとって、宇宙への旅だったのではないか?!と想わされてしまう
ほどの奇景だった!!・・・。

そしてこの後も、ず~~っと晴れの日が続き、僕達のバックカントリー
スキーのツアーも、ず~~っと続いていくのであった~・・・。
続く!!・・・。
                
                   

# by springbk2 | 2016-04-04 07:35 | アウトドア | Comments(0)

ついに今シーズンも、この日がやって来てしまいました・・・。
出会いがあれば、別れもある・・・、始まりがあれば、終わりが
あるのです・・・・。 

スキーヤーとしてはとっても淋しいのですが、本日4月3日で
Mt.乗鞍スキー場の今シーズンの営業も終了となります・・・。

Mt.乗鞍スノーリゾートがラストデイですぅ~・・・。_a0353718_12501431.jpg
僕のモットーである「安全運転スキー」で、今シーズンも何事も無く
ここまで無事に滑って来る事が出来ました~。今シーズンも何とか
生き延びることが出来て、サクラの花が見れそうです・・・。


振り返れば今シーズンは、劇的に雪の少ないシーズンでした・・・。
12月~1月になっても雪は全く無く、年末年始でさえもMt.乗鞍の
ゲレンデはリフト2本だけの厳しい営業でした。でもBCスキーでは
念願の五竜岳ワンデイが出来たり、アラスカ遠征BCスキーツアー
の海外遠征にも行けたりと、チーム・スプリングバンクは充実した
シーズンとなっていました・・・。


Mt.乗鞍スノーリゾートがラストデイですぅ~・・・。_a0353718_1322938.jpg
でも、まだまだ山スキーの季節はこれからですっ!みなさんのご期待に
応えられるようにガンガン行きたいと思います!よろしくお願いします~。

これからの春のシーズンも、乗鞍高原の「カフェ・スプリングバンク」を
よろしくお願いします~~。 みなさまのご来店お待ちしています~。
アラスカの写真も、ぜひ!見に来て下さい~~~。
             
                 
                  
                    
                       
# by springbk2 | 2016-04-03 07:49 | 乗鞍高原情報 | Comments(0)

ワイン 394

先日の「コノスル」が安旨ワインの王様!だと書きましたが、
その「コノスル」に何と2年連続で品評会で勝利したワインが
あったのです~!! 果たしてそのワインが本当にコノスル
よりも旨いのかっ?・・・。チリのピノ・ノワールミッションです~。

「クロ・デ・フ、スブソルム」2013年です~!!
ワイン 394_a0353718_9431535.jpg
このワインは、チリのサンティアゴから南に約700km下がった、
「マジェコ・ヴァレー」という所に位置する単一畑「スブソルム」から
生まれるワインです。

造り手は「クロ・デ・フ」です。このワイナリーは、イギリスの権威ある
ワイン誌「デキャンター」の「世界で最もワイン業界に影響を与えた
人物50人」に、3度も選ばれている超人!の「ペトラ・バッラ」さんと、
チリの醸造家「フランソワ・マソック」さんのタッグで、2009年に新しく
創業されたプロジェクトなのです!!

「ペトラ・バッラ」さんは元々地質学者だったのですが、ワイン業界の
人に呼ばれてブルゴーニュの「テロワール」を調べていくのでした。
そしてヴォーヌロマネの名門「リジェ・べレール」でワインに目覚めて
地質学を用いて「テロワール」主体のコンサルティングを始めます!
そして、2008年からのチリでの「テロワールプロジェクト」も始めて
いく中で、自分の究極のワインを造ろう!と言う事で「クロ・デ・フ」を
「アリストス」のプロジェクトを一緒に行ってきたワイン醸造家である
「フランソワ・マソック」さんと一緒に創業したのでした~。

「クロ・デ・フ」では、ブドウ品種を「ディジョン・クローン」である777、
115、828、をマスセレクションで栽培しています。栽培面積は4ha。
1haあたり1万本と密植を行い、畑を10もの小区画に分け管理して
います。そして、天然酵母によりステンレス・タンクで発酵させ、この
「スブソルム」では熟成もステンレス・タンクで行われています。


しかし、残念ながら「コノスル」に勝った「クロ・デ・フ」は「アレナリア」
という単一畑のモノでコチラは樽熟成がされてます・・・。この違いは
非常に大きいと思いますが、日本未入荷で手に入りません!!・・・。
なので今回はこの「スブソルム」を試してみようという事になりました。
受賞ワインとはボトルが違いますが、「ペトラ・バッラ」さんの片鱗は
窺い知れるのではないでしょうか?!、いざっ、オ~プンですぅ~~。
ワイン 394_a0353718_9432050.jpg
このワイン、開けてスグからとても爽やかな香りが広がります~。
フレッシュなイチゴの香りが良い感じです。でも、ステンレスタンク
熟成なので重厚な複雑さやロースト香とかは無くて、フレッシュな
ピノ・ノワールでした~。

でもこのワイン、1000円程なのです!! ピノ・ノワール好きな
方はぜひ一度お試し下さい~~。 そしてこんな楽しいワインは
いかがですか~?「カフェ・スプリングバンク」へのご来店お待ち
しています~~。 よろしくお願いします~~。
              
                  
                   
                   
                    
# by springbk2 | 2016-04-02 07:42 | お店からのご紹介 | Comments(0)

ヴァルディーズで、やっと晴れの日がやってきた!!
なので、ヴァルディーズでの記念すべき1本目の滑走
を目指して、Mt.ダイアモンド手前のクーロワールへと
向かっていったのであった!!・・・。

「Mt.ダイヤモンド編ですっ!!!」
アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_1457434.jpg
朝8:00頃の、朝日が上がる前のセイナロッジ・・・。
3月のアラスカは、まだ昼の明るい時間が短い。大体朝は8:00
ぐらいにやっと明るくなり、日が落ちる夕方は5:00ぐらいだ。
日本と同じじゃないか?と思う人がいらっしゃると思うのだが、
ここは北極圏に近い北緯61度のアラスカの山の中なのである。
4月になれば、日が落ちる夕方が夜の10:00になるのである。
(アラスカでは太陽が頭の上に上がらず、西から~南~東へ
低いまま回って動くので、今日の写真はどれも少し暗い感じ
になってしまうのでした・・・・)

やっと晴れた快晴の青空を見て、ヴァルディーズでの初滑降
を妄想して胸を躍らせながら、朝食を食べて、BCスキー用意
をして、このセイナロッジの裏から続いている誰かのトレースを
辿って、山頂が突き出ている「Mt.ダイヤモンド」へと、登って
いったのであった・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9465937.jpg
誰かのトレースが1本真っ白な雪の上にあったので、僕達はそれを
辿って登っていく・・・。セイナロッジの裏手は崖のような斜面なので
一気に標高が上がっていく・・・。景色も一気にひらけていき、対岸の
「ワーシントン・グレイシャー」も見えてきて、完全なる氷河地形の
素晴らしい眺めになってきた!!

この日は、同じ時間にスタートした女の子3人のグループも一緒に
登り始めたのだが、その女の子3人のペースがメチャクチャ速くて
追いつかないぐらいなのであった!・・・。 焦る僕達!・・・。でも
向こうはゆったりと登っているように見えるのだが、コッチが
セカセカ頑張って登っているのに追いつかない!・・・。これは一体、
なぜだ?!・・・。 やはり足の長さのせいなのかっ?!・・・。
僕は何か悪い夢でも見ているのか?!・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_947636.jpg
2時間ほどシールで登って行くと、広大な氷河の上に出た!・・・。
目の前から太陽の光が差してきて、山の陰影がクッキリと出て
来ると、絶景な程美しい景色がさらに険しく美しく映し出されて
きて、その景色に自分の存在や意識が解けていき、女の子に
追いつかないとか些細な事はどうでもよくなっていくのだった・・・。
そして、この平坦な氷河から突き出ているような針峰群!や、
これぞアラスカ!というような景色の、真っ只中に自分が居る
というシアワセの実感が全身に染み渡っていくのを感じられる
のだった。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_94721100.jpg
誰かのトレースは、氷河の上をどんどん先へと続いている・・・。
そして僕達もそのトレースを辿って、どんどん氷河の奥へ奥へと
歩いていったのであった・・・。 僕達は今、この瞬間、夢の時間
の真っ只中にいるのであった・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9473532.jpg
誰かのトレースが向かう先は・・・、この急峻な岩峰の、真ん中の
クーロワールへと吸い込まれるように消えていっていたのだった!

トレースの主が行くなら、僕たちもどこまでも追従していった・・・。
トレースの主が滑るなら、僕たちもそこへドロップ・インだ!!・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_947451.jpg
こんな超急斜面をジグ切って登って行く、モノ好きなスキーヤー?、
果たして、どんなスキーヤー達なのだろうか?!・・・。
これが、ヴァルディーズでのスタンダードなのだろうか?!・・・。
僕達のヴァルディーズでの1本目から、超スティープになるのか?!

自問自答しながら、続いていくトレースを辿って行ったのだった・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9475377.jpg
細くて超急斜面のクーロワールは、当然、上へ行けば行くほど
斜度は急になっていく・・・。 僕の拙いキックターンでは、もう
方向転換が出来なくなってきた程だった・・・。 それでもまだ、
トレースはジグを切りながら続いていたのだ!!・・・。なので、
アラスカに来るなら、パウダー滑走よりも、まずキックターンを
習得してから来い!という事実を、まだ未熟な僕の登攀能力に
突きつけられているような気がしていたのだった・・・。

そ、それでも、稜線のコルまで、もうあと少しだっ!・・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_948083.jpg
コルに到着すると、そこにトレースの主である2人のスキーヤー
&ボーダーが、今スグにでもドロップインしそうな勢いで、そこに
いた!! 聞くと、彼らはセイナロッジのキッチンで働いている
超ローカルだったのだ~。 どおりで、いきなり超スティープな
斜面に来てしまったと思った・・・。

そして彼らは、登ってきたクーロワールとは反対側の斜面へと
ドロップインして、一気にスピードに乗せて颯爽と滑って行って
しまったのであった~。 もうカッコ良すぎます・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_948830.jpg
そして僕達はと言うと・・・、せっかくMt.ダイヤモンドの目の前
まで来たのだから、Mt.ダイヤモンドをバックに入れてスキー
画像を撮影しようと言う事になり、登ってきたクーロワールへ
ドロップ・イン!!
していったのであった~!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9482343.jpg
45°でディープなパウダー!!、一気にスピードが上がって、
これぞドリームラン!!という滑走になったのだった~!!

一体どれほどの労力をかけて、僕達はここにいるのだろう?
一体何万回のターンを繰り返せば、この滑走が出来るのだろう?
一体どれほどの情熱が繋がれば、この場所に辿り着けるのだろう?
僕たちには分からない・・・。 しかし、確実に僕達は、この時
まさに!、夢の瞬間の中に居た!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_948296.jpg
コルからは一度トップ下で撮影のために止まったが、その後は
ピーク・トゥ・ボトムで一気に下まで滑りきったのだった!!・・・。

滑り終えたボトムでは、たとえようも無い程の大きな達成感と、
湧き上がる満足感と、パウダーの快感が、重なって全身を貫き、
思わず「FOOOOOOOOOO!!」と叫んでしまったのだった~!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9484571.jpg
僕がボトムまで滑ってしまったので、パートナーであるNJさんの
ライディングはこれしか撮影できなかった・・・。 でも、NJさんも
テレマークスキーにも関わらず、このクーロワールの超急斜面を
ピーク・トゥ・ボトムで思いっきり滑って来られたのであった~!!

このクーロワールの斜面は、本当に素晴らしいパウダーだった。
僕たちがアラスカに来て、初めてのパウダーランだったのだが、
これぞアラスカ!!
と言わんばかりの最高のライディングが出来たのであった~。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9485115.jpg
アドレナリン全開の緊張から開放され、震える程の達成感を得て、
その後は、また氷河の上を、クレバスなどに落ちないようにという
事で、登ってきたトレースを伝って帰っていったのだった・・・。

この、バックにMt.ダイヤモンドが輝いている景色が忘れられない。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9485674.jpg
帰りでも、まだまだパウダースキーは延々と続いていく・・・。
滑りきったクーロワールの岩峰をバックに、この後今度は快適な
30°程の緩斜面のディープなパウダーの快楽を頂いていったの
であった~・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9491138.jpg
登ってきた分、アラスカのパウダーライディングは続いていく・・・。
この快楽に、僕たちの頭はさらにブチ抜かれていったのであった。
果たして僕たちは、この先大丈夫なのだろうか?!という不安で
さえ、イカれた僕たちの頭でも湧いてくるぐらいの夢心地の一瞬
なのであった・・・・。

とにかく!、ヴァルディーズでの1本目のBCスキーは、パウダーで
超スティープなクーロワールの滑走で、とんでもなく素晴らしい程の
滑走となってしまったのであった~・・・。 1本目からこんなスキー
になって、この後はどうなってしまうのだろうか?! ブチ抜かれて
大きな風穴が空いている僕たちの頭の中にも、一抹の不安?と
快感に酔ったようなフワフワした達成感が、グルグルと回っていた
のであった・・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編③)_a0353718_9492287.jpg
ラストは、昨日まで天気が悪かった中お客さん達を滑らせるために
稼動していた、セイナロッジのキャットツアーのトレースをたどって
キャンパーまで帰っていった・・・。 そして、僕たちの目の前には!、
ヴァルディーズの象徴のような「ワーシントン・グレイシャー」氷河が
思いっきり見えていたのであった!・・・。 僕達の次のターゲットが
決まってしまったのだった・・・。

しかし、この日の格言は、
「アラスカのBCスキーツアーに行くなら、ホップターンよりも、
まはキックターンを覚えてから!
」という事だった!!・・・。 
これをに銘じて、これからのBCスキーを頑張ろうと思った・・・。
(ホップターンの事は、コチラからどうぞ・・・。→「HOP TURN」)

ヴァルディーズでの滑走編は、延々と続く~!!
                 
                  

# by springbk2 | 2016-04-01 07:45 | アウトドア | Comments(0)