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今年の春はマスターがアラスカへ行っていたので、いつもよりも
なかなか重役役員のみなさんは、冬眠のような本格的な惰眠から
戻ってはきません・・・。マスターが帰ってきても、「あぁ~、帰って
きちゃったのね・・・・」なんて本音を言う始末・・・。

ですが、4月になって桜の花も咲いてきたら、やはり宴会の匂い
がしたのか、動き出してきました~。なので、この絶好の機会に
また恒例のミーティングを開いて頂きました~~。
春のミーティング・・・・。_a0353718_12245396.jpg
議題はいろいろ~・・・・・。
「この冬の乗鞍高原の営業について」(お客さんが来ないと→僕達のお店が困る!)
「自然保護、環境問題について」(極北アラスカでも今年はメチャ暖かかったらしい!)
「広島G7外相会合始まった!」(安倍がまた「核は合憲」なんて言い出している?!)
「TPP最終交渉はどうなってるのだ?」(全て黒塗りの機密文書なんて意味あるか!)
「クリントンか?、トランプなのか?!」(大統領がトランプになったらちょっと怖い~。)
「バトミントン賭博問題で選手はどうなる?」(マスターも雰囲気は黒だけど大丈夫?)
「春はもちろん!花見の季節だぁ~!!」(サクラ~さくら~と言えばサケだ!酒っ!)
などなど・・・・。

どれもこれも地球規模の目が回るぐらい大変な問題?・・・・です・・・・。
(えっ?違う??・・・)
・・・・・・・、、、、、。



今週の14日(木)から~21日(木)まで、
「カフェ・スプリングバンク」は春休みです。

春のミーティング・・・・。_a0353718_122563.jpg
今年もこの週に、マスターは「涸沢ヒュッテ」さんの小屋開けに
行ってしまいます・・・。
 なので。タイヘン申し訳ありませんが、
今年も1週間の春休みを頂きます・・・。何かあれば、メールか
フェイスブックなどでご連絡下さい。よろしくお願いします~。
 

春のミーティング・・・・。_a0353718_12251181.jpg
マスター談:
今年もまた、涸沢ヒュッテさんの小屋開け作業という特別な時間を
体験をさせて頂くことになりました。なのでブログ読者のみなさん!
もし涸沢に行かれるようでしたら、僕が掘り出した妄想をしながら
涸沢ヒュッテさんをご利用下さい~。 よろしくお願いします~~。 

そして、もちろん!乗鞍にいらっしゃる時は「カフェ・スプリングバンク」
へご来店下さい~。 よろしくお願いします~~。!!

              
                   
                 
                  
                  
# by springbk2 | 2016-04-12 07:24 | イベント | Comments(0)

乗鞍高原では、ここ数週間で、すっかり暖かくなってきて
乗鞍高原の下部にある「宮の原水芭蕉群生地」では、
もう、水芭蕉の一番手の花が出てきています~!!

水芭蕉が咲いてきました~。@乗鞍高原。_a0353718_21214618.jpg
コチラは、昨日の「宮の原水芭蕉群生地」のようすです~~。
雪融けが進んできて、やっと水芭蕉が咲く湿地帯にも水が
入ってきていて、水芭蕉が出てきました・・・。でも、まだまだ
やっと最初の花が出てきたところなので、これからですね~。

水芭蕉が咲いてきました~。@乗鞍高原。_a0353718_21215136.jpg
乗鞍高原では、毎年この「宮の原水芭蕉群生地」が一番早く
水芭蕉が咲き始めます。現在のところ、乗鞍高原ではこの
「宮の原」と「一之瀬園地」の一番奥だけで咲き始めてます。
今、水芭蕉を見たい方は、ここが良いと思います~~。

水芭蕉が咲いてきました~。@乗鞍高原。_a0353718_21215681.jpg
今年の春はとても暖かいので、一番手に出てきた水芭蕉でも
あまり先っぽが焦げてしまっていません。これからどんどんと
白くてキレイなのが出てくると思いますので、楽しみです~! 

乗鞍高原では、これから水芭蕉の白い花がど~んどん咲いて
きます!! ぜひこの可憐な水芭蕉を見に来てください~~。
ゴールデンウィークには、水芭蕉ガイドツアーも催行されます。
よろしくお願いします~~。 そして!、水芭蕉を楽しんだ後は、
「カフェ・スプリングバンク」へのご来店をお待ちしています~~。       
                       
                    
                      
                       
                       
# by springbk2 | 2016-04-11 07:20 | お花 | Comments(0)

2本のスキー板は、僕たちに自由を与えてくれる翼だ!・・・。
しかし、人がスキー板を足に履いたからと言って、簡単に
自由が手に入るワケでは無い。そこには、日常的努力から
始まり、スキー場での何千何万回ものターンを繰り返して
時間を犠牲にした末に辿り着ける、一瞬の自由の存在が
確かにあるのだ。

そして、山の中での孤独に耐え、恐怖を乗り越え、悲鳴を
上げる足の筋肉と腹の中のエナジーを燃やして流れる汗
を振り絞り、辿り着いた崖のような山頂のさらにその先に
僕たちの一瞬の自由が存在するのだ!!


今回は、僕が9年前にこのヴァルディーズに来てスキーを
した時、初めて見た時から僕の心を鷲掴みにされる程魅了
されてしまった山「パイソン峰」の登頂&スキー滑走だ!!

アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_1322498.jpg
「パイソン編」!!

この、美しく空へと突き上る、特徴的な双耳峰、「パイソン峰」。
9年前から僕は、もう一度ここへ滑りに来る事が出来たなら、
その時は、この「パイソン峰」の山頂へ登り、山頂からスキー
滑降してやろう!と思っていた。そして、ここに辿り着くまでの
9年の歳月の中で日々の一歩のその先にアラスカの斜面があると
思いながら、仕事をこなし、山を登ってきた・・・。

そして今回、このヴァルディーズでのスティ-プ&ディープな
足慣らしも大体終わり、満を持してこの「パイソン峰」へと挑戦
してみたのであった!!・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13221269.jpg
キャンパーをスタートしてから約2時間・・・。うねる氷河の上を、
一歩ずつ夢へ向かって進んでいく。 これまでの僕の9年間が
ここ、この瞬間へと続いていた気がする。 全ての経験がこの
アラスカの山へと繋がっていたのを実感していた。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13223048.jpg
そして氷河を横断し、パイソン峰に取り付く。双耳峰の真ん中の
約45°程の超急斜面を一気にシールでジグを切って登って行く。

ここには、最近の電子テクノロジーもスマートフォンも何も無い・・・。
頼れるのは、お互いに絶大な信頼を寄せるパートナーと、自分の
技術と経験と勘だけだ。危険な冬山の中に居ながらこの極上に
シンプルな感覚が、ギリギリな行動の中で心地イイ。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13224513.jpg
NJさんの激ラッセルが稜線まで伸びていく。 コルまでもうあと
少しだ・・・。 これで僕達は山頂まで登れるのか?! そして
この超急斜面をピーク・トゥ・ボトムで滑る事は出来るのか?!
自問自答を繰り返しながら、自分たちの限界を見極めながら、
キックターンを延々と繰り返して標高を稼いでいった。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13225035.jpg
コルへと出るところには、大きな雪庇があったので、ピッケルと
スキー板を使って通れるように切り出し、何とか越えていった。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_1323491.jpg
稜線は狭い50°以上の尾根になっていたので、ここでシールを
諦めて、登攀装備をアイゼンとピッケルに交換。風も抜けていく
のでジャケットを着込んで、山頂へと一歩ずつ詰めて行った・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_1323938.jpg
アイゼン&ピッケルになると、すこぶるアルパインな感じで気合が
入る。 山頂が目の前まで近づいてきていて、ここまで来てやっと、
憧れていた「パイソン峰」に登れるような気がしてきたのだった・・・。
後はゆっくりとでも、アイゼンを蹴り込んでピッケルを差し込むのを
繰り返していくだけだ・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13231364.jpg
バックには、パイソンの向こう側の岩峰が、そして僕達の登ってきた
足跡が遥か下方から続いているのが見えていた。

完璧なほど紺碧の青い空の彼方から、何かが感じられる?
傷ついた世界の上で僕達が貪っているのが自由なのか?
放っておいたら腐ってしまうこの身体を奮い立たせないのか?
壊れすぎた世界と縛られた社会で責任逃れて生きるだけか?
それでも僕達の自由はこの山頂にあると感じられるのか??


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13231811.jpg
コルから1時間以上もアイゼンとピッケルを繰り返して、やっと
山頂の稜線に出て、もうあと数歩のところまで来た!・・・。この
ナイフリッジを越えて向こう側に出れば、僕が9年間想ってきた
夢が現実となるのだ。

そして、
山の中では全てが生きるためへとシンプルになれる。
全てのチカラを山頂へと向かう事に注ぎ込むだけになる。
それが出来ることが、僕達の自由なのだと実感できる。
それが、とてつもなくシンプルで幸せだ。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13232715.jpg
そして!、パイソン峰の
山頂に、立つ!!・・・・

なぜかとても静かで、風の音以外何も無く、歓喜の熱渦が
心の中に爆発的に湧き上がってきて、身体中を駆け抜けて
いったのだった!! 夢が半分叶った瞬間だ!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13234696.jpg
そして、山頂に立つ瞬間を撮影してくれたNJさんも、登頂だ!!
その喜びを爆発させるように叫びながら、ピークを取れたことを
互いに喜び合った。

バックには、ワーシントン・グレイシャーが、まるで僕達の登攀を
嘲笑うかのように大きく見えていた。 この日もまた素晴らしい
山岳景色なのであった!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13235135.jpg
「パイソン峰」の向こう側の景色も、また切り立った山と氷河の平坦
というコントラストの素晴らしい景色だった!! 本当にカナダと
ヨーロッパを濃縮してここに置いたというような感じであった!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13235796.jpg
そして、ここから、僕達のもう一つの自由である「スキー滑降」への
ドロップインが始まる!! ボトムはNJさんのテレマークブーツの
つま先の下に見えるぐらいの超急斜面だ!! 滑降の用意をして
スキーブーツのバックルと止めたりしている時から、胸のドキドキが
止まらない・・・。が、誰かの言葉を借りると、「行くしかない!!」


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13241869.jpg
そして僕の夢への、そして一瞬の自由への
ドロップインだ!!
(真ん中のラインからドロップインして滑り始めた僕が分かります?)


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13242579.jpg
一度だけこの斜面全体で15cmぐらい表層雪崩が起きてしまった
のでトラバースを入れたが、その後は約55°以上のパックされた
パウダーだった!! ボトムで強くターンをするとターンイン側の
手が斜面に引っかかってしまう程の超急斜面だった!!全神経
を集中させるアドレナリン全開のライディングだった!!


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それでもコルの高度に近くなってくると、ここからはターンを繋げて
スピードが上がり、どんどん下へと落ちて行くように滑って行く事が
できたのであった~!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13243836.jpg
そして、ドロップインしてから殆ど止まることなく、ターンを繋げて
ボトムまで一気に滑って行くことが出来たのであった!!まさに
アラスカでの、僕の一番のドリーム・ランとなったのであった!!


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_13244761.jpg
このパイソンでのスキー滑降をして、ボトムアウト出来た瞬間!、
とてつもないシビれる程の達成感と安堵感が、全身を駆け抜けて
行ったのだった。

この瞬間、僕の夢がまたひとつ叶った瞬間だった!!!
そして、僕の夢は、この手の中に入った瞬間に、もの凄い
スピードで一気に過去へと飛び去って行ったのだった・・・。
夢は途方も無く儚いものなのだ・・・。


アラスカ遠征BCスキーツアー!!(スキー滑走編⑤)_a0353718_22102191.jpg
そして、その後は約30°程のメロウな最高のパウダーバーンで
開放されたようにパウダーの浮遊感を楽しみながら思いっきり
滑っていったのであった。 突き抜ける程青空のスカイライン
に舞い上がるNJさんのスプレーが、僕たちの自由を表現して
くれているような気がしていた・・・・。 
              
                
「人の生きる本当の価値は、おカネや肩書きなどではなく、
夢を追い求め一瞬一瞬を精一杯生きることにある。」とは、
冒険家である某人の言葉。 ならば僕達も、自分の生きる
価値や意味を、この2本のスキー板を使って、自分たちの
人生の価値を白い山の斜面に精一杯表現して生きたいと
思うのであった・・・・。僕達スキーヤーの自由は、その中に
あるのだ。

アラスカ遠征ツアーは、もう少し続く!
                  
               
                      

# by springbk2 | 2016-04-10 07:21 | アウトドア | Comments(0)

僕は、アラスカから無事に帰れたときには・・・、
ぜひ!再び食べに行きたいと思っていました。

スキーヤーご用達のアノお店に!!

そう、かつ玄さんです!!
アラスカから帰ったら、アノお店・・・。_a0353718_235453100.jpg
アラスカ遠征BCスキーツアーから帰ってきて、普通なら
日本食を食べに行くとか、お蕎麦とか、ラーメンとか・・・、
いろいろあると思いますが、僕にとって長い海外旅行から
帰ったら食べに行きたいお店は、やはり「かつ玄」さん
なのでした~。 

アラスカから帰ってからもいろいろと忙しかったのですが、
つい先日やっと!、久しぶりに、「かつ玄」さんに、食べに
いけたのでした~~。

アラスカから帰ったら、アノお店・・・。_a0353718_23545833.jpg
もう4月になってしまったので、「絶品のカキフライ」は終了して
しまっていたので、とんかつです・・・。 しかし、「かつ玄」さんは
とんかつ屋さんなので、もちろん!トンカツも絶品なのです!!
久しぶりに食べる「かつ玄」さんのトンカツは、クジューシーで、
いつもと変わらず最高でした~。

これで、やっとアラスカから帰ってきてのミッションも終了できた
気がしています・・・。 これからの春スキーのシーズンになり
ますが、これからも頑張って行きたいと思います~。みなさん
よろしくお願いします~~。 「カフェ・スプリンクバンク」への
ご来店もお待ちしています~~。

          
              
             
               
                  
# by springbk2 | 2016-04-09 07:52 | 日常 | Comments(0)

ワイン 395

今回のワインは、日本では今や超入手困難と言われている
カリフォルニアのピノ・ノワールの歴史!と言っても過言では
ない、幻の(?)ワインですっ!!・・・。

「シャローン・ヴィンヤード、ピノ・ノワール」1997年です!!
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このワインは、カリフォルニア州モントレーのサリナス川に面して
いて、カリフォルニアのロマネ・コンティと言われている「カレラ」
ワイン・カンパニーの対面にあります。創業はちょっと分りません
が、1900年代初期だと言われています。 この「シャローン」が
有名になったのは、1965年に銀行家だった「リチャード・グラフ」
さんがこのワイナリーを買収し醸造技師としてシャローンで働き
始めてからです。そして!あの1976年の「パリ・ジャッジメント」で
この「シャローン」のシャルドネ1974年」が、強豪なフランスワイン
を抑えて見事3位に入賞したのです!! これは今でも伝説です。
それ以降、90年代にはあのボルドーの1級「シャトー・ラフィット」
と提携して素晴らしいワインを造ってきて、その後2004年には
大手巨大メーカー「ディアジオ」が買収、そして2016年の2月に!
「フォーリー&ファミリー・ワインズ」が親会社になりました・・・。

「シャローン」はモントレー郡の独自の「シャローンAVA」にあり、
「カレラ」と同じ石灰質土壌で最高のピノ・ノワールやシャルドネが
植えられています。そして、ここのクローンはシャローン・クローン
と言われていて、ここから数々の若手ワインメーカーが修行をして
クローンを持って各地に巣立っていったらしいです。


僕はカリ・ピノ好きなので、これまでず~~っとこの「シャローン」の
ピノ・ノワールを探してきたのですが、全く手に入りませんでした。
が、今回!、K8がとある某所から入手してきてくれました~!!
僕がず~~っと飲んでみたかった「シャローン」、オ~プンです!!
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このワイン、20年ほど前のボトルになりますので、開けてスグには
香りが立ってきません・・・。あれ?ダメかな・・・、と思いながら飲んで
10分ぐらい経つと、甘い芳醇な香りが一気にグラスに広がりました!
イチゴジャム、あんこ(?)、マンゴージュースのような甘さと、鉄サビ、
ローリエ、古民家(?)のような複雑さがあり、とても美味しいです!
でも、ピークが過ぎてしまっているのか、ちょっと薄い感じでした・・・。
これで濃厚なら、最高のピノ・ノワールでした・・・・。

また一つ、僕の夢が叶ったピノ・ノワールでした~・・・。
こんなワインはいかがですか~? 「カフェ・スプリングバンク」への
ご来店お待ちしています~。 よろしくお願いします~~。
(ワインはご予約くださいね・・・・) 
               
                
                 
                      
# by springbk2 | 2016-04-08 07:58 | お店からのご紹介 | Comments(0)